眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

あれがやってみたい!

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今日は、キッザニア甲子園に行ってきました。

娘も息子もキッザニアが、大好きです。今回が3回目の来場となりました。

 

毎度の事ながら、第1部(9:00-15:00)に入国するためには、朝早くから家を出発するのは、億劫です。子供たちは、楽しみなキッザニアなので興奮してかなり早起き。着く頃に、少し眠そう。でも、着いたら眠気なんて、どこへやらです。

 

入国したら即すること

キッザニアに入国して、最初にすることは飲食店の仕事の予約です。パン作りやお菓子作りなど、食べ物を作る仕事は非常に人気が高いのです。直ぐに申し込みに行かないと、仕事が出来ない場合が多いにあります。

 

行く道中で、子供達に確認しました。すると、今回、小1の娘はピザ作りをしたい。5歳の息子は、寿司作りをしたい。それが、分かりました。

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ですので、入国したら一直線にそれらのお店に向かいました。僕は、息子と行動して寿司屋さんへ。9:00前には入国できていましたが、寿司作りをしたい子供達の列は既にできていました。息子は、12:20の回に何とか予約が出来ました。娘も無事にピザ作りの予約ができたようでした。正直言って、これで大人の仕事は終わったようなものです。

 

したい仕事と時間との兼ね合い

飲食店の仕事の予約が完了すれば、後は子どもがしたい仕事と時間との兼ね合いだけです。

僕が尋ねるのは、これだけです。

「何の仕事したいの?」

そして、息子が聞いてくるのは、

「これしたら、寿司に間に合う?」

です。

 

息子は、ペンキ塗りをしたいと言うので一番最初に壁にペンキを塗る仕事をしていました。寿司までの間にした仕事は、マヨネーズ作り証券会社。念願の寿司作りの後は、漫画家新聞記者をしていました。息子は、物作りをするのが好きなようです。

 

一方娘は、ダンサーパレードショーなど体を使って表現するのが好きなようです。弟と一緒にパレードに出たかったようで、何度も誘っていましたが、息子は頑なに拒否していました。

 

楽しく働く

好きなことを仕事にする。

楽しい仕事をしたい。

誰しもそうしたいですよね。

好きなことをしたり、楽しい仕事に就くことが必ずしもできる訳ではありません。ただ、楽しく働くことはできます。

キッザニアは、その楽しく働くことを体験できるようにしてあります。自分のしたいことも見つかる。これからも、年に一度はキッザニアに連れて行ってあげたいと思います。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

ごんぎつね6場面-ごんの視点より-

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ごんぎつねの最後の場面です。

作者である新美南吉さんは、この場面だけ兵十の視点で物語を描いています。この前の授業では、本文通りに兵十の共感マップを作りました。

 

この授業では、同じ場面でもごんの視点から見ると、どうなのか。ごんの共感マップを作りました。4年前は、ここまでしていません。初めての試みです。

 

Another side

1つの文章を違う視点で読む。

人物に焦点を当てて作る共感マップだからこそ、視点の違いをはっきりさせて読むことができました。特に、「思う・感じる」の部分では、文章に書かれていないので行間から読み取る、想像する。読み取る力が、養われる読み方だなと思います。しかも、そこが可視化されるのが共感マップの強みです。


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兵十に最大限のことができた

ごんは、兵十に撃たれてしまう場面ですが、このような質問をしました。

ごんにとって、良かったことは何だろう?

  • くりを土間に置けたこと
  • 兵十にくりを置いていたのが自分だと知ってもらえたこと
  • 兵十に最大限のことができたこと
  • 兵十のおっかあに謝れたこと(死んだ後)

 

兵十が火縄銃でごんを撃ってしまった悲しい場面ですが、ごんの想いが兵十には伝わったという話に落ち着きました。また、兵十もくりや松たけを持ってきてくれていたのが、神様ではなくて、ごんであることが分かったことが良かったと挙げていました。

 

このように比較することで、互いの気持ちがすれ違っていたけれど、最後の最後には分かち合えたからこそ、青いけむりが余計に寂しさを表しているのだという意見があがりました。

 

学習のまとめに

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最後に授業で書いてきた共感マップを7枚に表紙をつけて、冊子を作りました。こうして、ごんぎつねの学びは終えました。

 

4年前の授業では出来なかった最後の場面をごんと兵十それぞれの共感マップを書くことができたことが大きな収穫でした。

 

人物の行動と感情を読み取り、読みをクラス全員で深めていく共感マップを使った物語文の授業。発問の質を高めることで、もっと進化。そして、更に深化することができることを今年度の授業を通して、実感することができました。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

光の祭

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高知城へきています。

高知は、ただ今維新博で盛り上がりを見せています。その目玉となっている企画に行って来ました。

 

チームラボによる光の祭が、ただ今開催中です。プロジェクションマッピングによる幻想的な世界。来場している人は、この不思議な空間を楽しんでいました。もちろん、僕もそのひとりです。

 

たまごが、至る所に配置されています。色が定期的に変わるのが、非常にキレイでした。

 

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寒さを忘れるくらい、我が子達もはしゃいでいました。天守閣まで登りたかったのですが、2時間かかるということで、断念しました。

 

それでも十分楽しむことができた企画でした。

さすが、チームラボ。

テクノロジーと歴史の組み合わせが、新しい芸術を生み出していました。SF(少し・不思議)な空間に触れることで、言葉ではなかなか表現できない感覚を感じることができました。

 

都合の合う方は、是非高知へ!!

 

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

2018年の振り返り-好奇心を学びのスクリューに-

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2018年も残すところ僅かとなってきました。今年を振り返ってみようと思います。

 

年始に、行動計画を立てることが僕の習慣となっています。2018年は、自分の世界を広げ、Happyになり、周りも幸せになる行動計画をテーマに立てました。行動計画をを立てるのに、活用しているのがフューチャーマッピング(Future Mapping )という方法です。

 

フューチャーマッピングを描いて、2018年のキーワードとして出てきた言葉が、反応・立案・興味でした。

 

◇反応

まず1月からの4ヶ月のテーマに、「反応」を挙げていました。宝地図を授業で取り組みたい気持ちが、どうやら年始からあったようです。そこで、自分で使ったものを同僚に見せて、反応を伺いたいと記していました。探してみると、それに関連する記事を書いていました。

 

もちろん、自分自身も2年ぶりに宝地図を作りました。また、夏休みには職員研修で初任の先生方と、そして2学期には学年で宝地図を作りました。授業以外にも研修で行うことができた。描いていた以上の結果を出すことができました。

 

◇立案

そして5月からの4ヶ月のテーマは、「立案」を挙げていました。「イベントを計画して実行したい」ということでしょう。2018年は、たくさんの行事を計画、実行することができました。その中でも印象に残っているのは、7月に実施したユメカキ授業です。

 

イラスト思考開発者である松田純さんと松田利恵さんが、うちの学校に来てくださり、子どもたちに授業をしてくださいました。このベースがあったからこそ、2学期の宝地図の授業がいい形に仕上がったのだと思います。

 

◇興味

最後に9月からの4ヶ月のテーマには、「興味」を挙げていました。自分の興味の源泉を掘り下げていきたいと書いていました。年初では、「歴史」・「英語」・「哲学」と書いていました。この1年の読書傾向を思い出してみると、歴史に関しては、磯田道史さんの本を読み、江戸時代に興味が広がりました。

 

無私の日本人

無私の日本人

 

哲学では、小川仁志さんの本を何冊か読みました。哲学は、来年もっと読みたいです。

もう一度学びたい哲学 (大人のカルチャー叢書)
 

英語は、NHKラジオ講座を継続して聴いています。少し成果が出ていることを記事にもしていました。

 

教育を軸に、自分の興味のあることを広げて、深めることができたように思います。

 

好奇心を学びのスクリューに

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2018年のテーマに“好奇心を学びのスクリューに”としていました。自分のしたいことや興味のあることをどんどん掘り下げることができた1年でした。

 

紙に書いて、想いを描けば、夢は叶う!

夢叶う!

いい風が吹く!

来年も、もう一歩先に進んでいきます!

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

ごんぎつね6場面-兵十の視点より-

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ごんぎつねの授業記録、いよいよ最後の場面です。ここでは、視点が兵十へと変わります。

4年前の授業は、こちらです。

 

 

5場面では、ごんの行なっている兵十への償いが、加助の話によって「神様の仕業」と兵十に思われてしまいます。

 

ごんとしては、自分が一生懸命やっていることが、兵十に伝わらずに引き合わないという気持ちが募ります。

 

ごん、お前だったのか・・・

最後の場面、兵十が小屋で縄をなっている所に、ごんがやってくるところです。

兵十が、ふと顔を上げると、ごんぎつねが家に入って行くのが見えます。

「あのごんぎつねが、またいたずらを・・・」

 

兵十の怒りがまた沸々とわいてきます。その怒りは、行動へ。小屋に置いていた火縄銃を手に取り、そっと後ろからごんに近づいて、一撃。

ごんは、倒れてしまいます。ごんを撃った後には、筒口から青い煙が上がっています。

 

困ったこと&良かったこと

この場面、兵十にとって困ったこと、良かったことは何なのか。

 

〈困ったこと〉

・ごんを撃ってしまったこと

・もうクリや松たけを持って来てくれる人がい    

    なくなってしまったこと

〈良かったこと〉

・クリや松たけを持ってきていたのが、ごんだ

    と分かったこと

・おっかあの仇がとれたこと

・ごんにいたずらされていなかったこと

 

子どもたちから、このような意見があがりました。兵十にごんの想いは伝わったのか。

 

この後、ごんの視点でも共感マップを作りました。その授業は、次の記事で書きます。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

ゼロヒャク教科書

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学びは、一生続くもの

落合陽一さんの新刊『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書』を読みました。

 

本人もそう書いていましたが、「教科書」というだけあって、落合さんの他の書籍よりも読みやすかったです。教師は、もちろん教育に携わる大人、これから社会に出ていく中高生には、極めて重要な内容だと思います。

 

どのように学ぶのか

何をどれだけ知っているのか。

未だ、ここに力点を置いた考え方に則った授業形式が多い学校現場。もちろん、必要な知識を教える事は非常に大事です。いわゆる、「教える」という部分。テクノロジーが、進化しているならそれを活用していけばいいのにと思います。

この本では、学び方を学ぶことの大切さが書かれています。

 

・話は、どのように聴けばいいのか。

・ノートは、どんな風に書けばいいのか。

・どんな風に、話せば伝わるのか。

 

学校では、殆ど教えることがありません。

多くの場合が、こんな感じです。

 

・ちゃんと聞きましょう。

・ちゃんと書いてあることを書きましょう。

・ちゃんと大きな声で話しましょう。

 

「ちゃんと」という曖昧な言葉での指導が非常に多いように感じます。知識を活用していく力を養うことに重きを置いていく。新学習指導要領で謳うのであれば、「学び方を学ぶ」授業があってもいいなと、落合さんの本を読んで思いました。

 

学びは、学校だけするものではない。

学校を出てからの方が時間は長い。

大人になってからどのように学んでいくのか。

学ぶって楽しいことなんだよ。

知らない事が知れて、レベルアップするんだもん。特に、親が学ぶ姿勢を我が子に見せることができているのか。

 

落合さんの本は、未来を担う子どもをどう育てて行くのか、教師や親への投げかけをしています。落合さん自身、自身の研究はもちろんのこと、父親であり、教育に大して非常に熱心取り組んでおられます。これからも注目していきたい人物です。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスプレゼント

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クリスマス・・・

「サンタさんに何頼むの?」

この時期になると、

親は、我が子に尋ねる質問ですよね。

amazon musicでクリスマスソングを聴いても、大してテンションが上がらない僕ですが、

我が家のサンタさんとして、プレゼントの用意は、しっかりするタイプです。

 

我が家では、サンタさんからのプレゼントと父ちゃんからのプレゼントを用意しています。サンタプレゼントは、頼んだ物。父ちゃんプレゼントは、僕セレクトなのです。

 

将来的に一本化する予定です・・・

 

さて、今年の娘と息子が、サンタさんに頼んだもの。

 

娘:乾電池2個!?

息子:LEGO®︎基本セット!!

 

息子の頼んだ物は、分かりますが、娘の乾電池・・・。目覚まし時計に入れるそうですが、サンタに頼まなくても。娘には、「乾電池なら、父ちゃんでも母ちゃんでも買うからね。」

と伝えましたが、断固としてサンタさんからのプレゼントで欲しいそうです。

 

不思議なリクエストにも一応応えて、準備をしました(笑)

 

今日も読んでくださって、ありがとうございます。