眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

父と娘で共感するポイントが違う

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我が家の日常。

布団に入って、30分読書。

週末に家族で図書館へ行って、本を借りてきた本を読みます。岡山市の図書館は、貸し出し冊数に制限がないんですよ。子どもが借りてくる本には、必ずドラえもんの漫画が入っています。僕の影響で、娘も息子もドラえもんが好きです。昨日は、年長に息子がドラえもん25巻を読んでいました。ふと覗くと、「のび太結婚前夜」の話を読んでいました。

 

これ、めっちゃいい話なんよ!

読み始めた息子に、僕は思わず声をかけました。すると、小2の娘も被せるように、

そう!いい話!!!

と言うのです。

 

我が娘よ、いいセンスしてるじゃないか。

心の中で思いながら、聞いて見ました。

娘の共感ポイント

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どこが良かったん?

すると、娘は答えてくれました。

宝物って言うところ!

・・・。

あぁー、しずかちゃんのお父さんが、結婚を考えなそうとした時に言った台詞ね。でも、宝物だったかな?漫画で見ると、贈り物でした。

表現は違えど、嫁ぐ娘に対して父親が、

きみは、ぼくらに素晴らしい贈り物を残してくれた。

この言葉に娘は、共感したようです。

 

父の共感ポイント

一方、僕はどこが良かったのか。

しずかちゃんがのび太と結婚することに不安を感じている時に言った台詞です。

のび太くんを信じなさい。

あの青年は、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それが一番人間にとって大事なことなんだからね。

Stand By Me ドラえもんでものび太の宝島でも出てきたセリフです。

 

まとめ

同じ話でも、自分の立場で共感する部分は違う。当たり前なんだけど、小2の娘がこんなにも感受性が豊かなことにびっくりしました。

小2と言えども、大人な女性だなぁ。もしも、娘が結婚することになった時にこんな気の利いた言葉を言えるかどうか僕には今は自信がありません。そんなことを考えていたら、息子が読み終わったので、感想を聞いてみると、

ジャイアンの大人になった姿が面白かったぁ。

息子よ、年長の割にはいい事言うけど、やっぱり男の子はアホだな(笑)

そんなドラえもんの話をしながら、昨日は寝たのでした。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

 

短いけど大事な3学期

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今日は、仕事始めでした。

僕の勤務校は、明日が3学期の始業式です。

娘の通っている小学校は、今日が始業式でした。久しぶりに友達や先生に会えて嬉しかったようです。先ほど娘が教えてくれました。

3学期は一番短いんよ!

娘は、カレンダーを見て計算したそうです。

そう、3学期は短い。

でもね、3学期は一番大事なんです。

子供にとっても先生にとってもです。

3学期が大事だと思う3つの理由があります。

 

❶学年のまとめ

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3学期は、1年の最後の学期です。

その学年のまとめをする期間です。

有終の美を飾る。

終わり良ければ、全て良し。

学年末に向けて、仕上げの期間です。

今まで、築いてきたものを完成させるのにゴールイメージを明確に持って過ごすことが大事だからです。

 

❷新年度への助走期間

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本の学校は、3月末に修了式があったら、4月頭からは新年度がスタートです。「まとめの時期だ!」と言っていた数週間後には、新年度がスタートします。進級して新しいクラス、または卒業して新しい学校など環境がガラリと変わります。

なので、3学期の目標を書かせる時には、次の学年に向けた目標を考えるように伝えます。

これは、先生も同じ。クラスを作り終えたと思ったら、4月からはまた1からクラス作り。転勤もあります。勤務校が変われば、方針ややり方が違うことは、多くあります。

4月から「よーいドン!」では少々しんどい。

3学期から準備を始める。今年はこんなことをしたい。多くの人が、年初めに今年の目標たてると思います。その中に来年度の仕事の目標があるなら、3学期からやり始める。助走しておくと4月からのスタートがスムーズになります。

 

❸別れの季節

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3月は、卒業式があります。

学校において、一番大切な行事が卒業式だと思っています。小学校では6年間、中高では3年間過ごした場所と別れる。卒業は、次へのスタートです。新しい場所でも頑張っていこう。そういう気持ちを持って卒業を迎えて欲しい。特に6年生を担任するとその気持ちが強くなります。別れがあるから出会いもある。人と人との繋がりを強く意識する期間です。

 

まとめ

以上が、僕が考える3学期が一番大事な理由です。今日は、明日から始まる3学期に向けて教室を整えました。後輩は、「明日から3学期が始まりますね。」と何度も僕に確認しながら、ソワソワしていました。緊張しますよね。

「緊張しないんですか?」

そう聞かれたので、「あんまり、せんかなぁ」

と答えました。実は、嘘です(笑)

緊張するけど、ワクワクする緊張。どんなふうにしようかなとか何を話そうかなとか頭の中でぐるぐる巡っています。そんな気持ちでこれを書いたので、明日はこの3つを子供に話そうと今決めました。明日から3学期始まるぞ!

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

歴史を感じる旅

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2020年になって初めての投稿です。

明けましておめでとうございます。

今年も眼鏡のカガヤキ☆をよろしくお願いします。2014年1月から始めたこのブログも7年目を迎えます。読んでくださる方がいるのが、書く原動力となっています。2020年も授業実践や本や音楽の紹介などを綴っていきます。

 

さて、年末年始は関西へ帰省していました。

家にいることは、あまり無く色んな所へ出かけていました。キーワードは、歴史です。

 

待ちに待ったリニューアル

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12月27日に神戸市立博物館へ行ってきました。

改修工事で、暫く休館していました。2019年11月にリニューアルオープンしました。ここには、フランシスコ・ザビエルの絵があるんです。社会科の教科書に載っているあの絵です。

やはり、誌面で見るのと実物(この日はレプリカ)を見るのでは伝わってくるものが違います。

その他にも銅鐸だったり、神戸の歴史を映像で見れたりしました。今回は、短い時間でしたが、次の帰省の時には、もっとじっくり見ます。

 

ゆるキャラが住んでいるお城

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12月31日に彦根城へ行ってきました。

ひこにゃんが住んでいるお城です。

ひこにゃんを間近で見ました。

動きが、ゆーくっり。

ゆるキャラって、アクティブに動くものだと勝手に思い込んでいたのかなぁ。カワイイなと思い、クリアファイルを買いました。

 

メインの彦根城は、弓矢や鉄砲を撃つ窓がありました。娘と息子に、「ここから敵が来たら弓を撃ったり、鉄砲を撃ったりしてたんよ。」と説明すると、鉄砲を撃つ真似をしているのが、可笑しかったです。お城らしく、急な階段を登って、最上階まで行きました。天守とお庭が残っている彦根城。じっくり歩いて、見学できました。

 

歴史が好きになったきっかけ

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1月3日に奈良へ行って来ました。

子供たちは、鹿に煎餅をあげることが嬉しかったようです。しかし、僕は違いました。東大寺へ行けたことです。修学旅行に引率で、5年ほど前に奈良へは行きました。その時は、丁度修復作業をしていてよく見れなかったんです。

金剛力士が。小学生の時に、社会科の授業で歴史新聞を書きました。教科書や資料集の内容を新聞にまとめる活動でした。小6の僕には、金剛力士像が甚く気に入って、歴史新聞の冊子の表紙に書いたことを今でも覚えています。思い返せば、歴史新聞を書く活動が、僕を歴史の道へと導いてくれたように思います。

 

まとめ


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観光スポットに行くと、スタンプがある。

今年は、これを手帳に押して集めよう。

旅の思い出が、手帳に残る。

手帳を1年かけて作っていけるような気がしています。歴史街道というスタンプは、調べて見ると関西の様々なところにあるみたい。絵柄もカワイイので、歴史的建造物を訪れる、そして学ぶ、スタンプ集める。楽しみが増えたように思います。

重ね重ねになりますが、今年も「眼鏡のカガヤキ☆」をよろしくお願いします。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

【感想文】新日本プロレス「ジュニア黄金期」の真実

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本読んで、ブログ書いて、ビール飲んで、Amazon videoで「相棒」見る。

贅沢な休日を過ごしています。

さて、今回は趣味の本です。

ライガー引退

2020年1月4日・5日の東京ドーム大会を以って獣神サンダーライガーが、レスラー人生を終えることが決まっています。ジュニア一筋30年。

新日本プロレスのみならず、様々な団体を繋ぎ、ジュニアヘビー級の発展に尽力してきたライガーが、いよいよ引退するのです。ちょっと前の鈴木みのるとの攻防もワクワクしながら追いかけていました。さてラストマッチはどうなるのか、どんなことを語るのか。今からたのしみです。

 

自分に厳しく

この本では、ライガーと関係が深い15人のレスラー、関係者が獣神サンダーライガーというレスラーについて語っています。藤原喜明前田日明など先輩レスラーからエル・サムライ大谷晋二郎金本浩二高岩竜一など新日本プロレスに所属していた後輩レスラー、共にジュニアヘビー級を盛り上げてきたグレートサスケなど幅広いレスラーからの証言が掲載されています。これだけの面々が、インタビューに応えている。

そして、誰もがライガーは、常に練習をしていると述べています。30年のレスラー人生であれだけ過酷な試合をしているにも関わらず、大きな怪我をすることなくやってこれたのは、練習の賜物なのでしょう。

 

ライガーは、決して身体が大きいレスラーではありません。呼吸がしづらいマスク、それに加えて、全身タイツのコスチューム。それでもバテることなく試合ができる。

そして、筋肉の塊のような身体。ライガーボムや垂直落下式ブレーンバスターのようなパワー技は、もちろんの破壊力。一方で、フランケンシュタイナーやシューティングスタープレスなどジュニアらしい技も巧みにできる。

自分に厳しく、プロレスを追い求めてきた偉大なレスラーであることが、各レスラーのインタビューから垣間見ることができます。

 

利他の心

ずっと第一線で活躍してきたライガー

ライガーは、自分よりもジュニアの発展を一番に考えてきたレスラーです。今でこそ、ジュニアヘビー級とヘビー級は、別物です。ただ、90年代前半までは、ジュニアはヘビー級への通過点という考えがありました。試合も中盤に組まれることが多かったそうです。

 

「もっと、ジュニアヘビー級を盛り上げたい!」ライガーの提唱により、1994年に始まったのが第1回スーパーJカップ。メジャー・インディーのジュニア選手のNo.1決定戦です。

僕は、高校生の時に、レンタルビデオで見て衝撃を受けました。その試合が、ライガーハヤブサハヤブサの空中殺法に心を奪われました。これは僕に限らず、この大会でハヤブサ知名度は一気に上がります。FMVを背負って立つレスラーへとなって行きます。

その名前を変えて、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアは、今でも続いている伝統あるジュニアの大会です。

グレートサスケ・スペルデルフィン・TAKAみちのくなどなどライガーによって脚光を浴びたレスラーは、数多くいます。

 

まとめ

獣神サンダーライガーのレスラー人生は、残り数日となりました。しかし、ライガーが築いてきたものは、今もそしてこれからも受け継がれていくことでしょう。自分の成長のみならず、所属しいる自分の周りも幸せにする姿勢。

憧れ続けてきたレスラーから元気と生き方の方向性を教えてもらいました。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

【感想文】教師のすごい!書く指導

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冬休みに入りました。

休日に読書。

長期休暇になると、読書が加速します。

今回は、森川正樹著『教師のすごい!書く指導』を紹介します。

 

文章を書くのは、好きですか?

多くの子供は、書くことに対して肯定的ではありません。それは、大人もそうです。学校現場では、事あるごとに感想や振り返り、お礼の手紙などを書く機会があります。大学生になれば、レポートや論文。社会人は、報告書や企画書、プレゼン資料などなど書く機会は、ずっとあります。それなのに、多くの人は書くことに抵抗が非常に強いのです。

 

それは何故か。

 

実は、「書く」ということが、系統立てて指導されているわけではないのです。書かせればいい。書く機会は多くあるのですが、意識して指導している教師が稀なのです。それは、教師の自身も指導されて来なかったからです。自分が受けてきていないことをする事は、余程のことがない限りしません。ですので、書く指導がなされないスパイラルが、今も続いています。

そのスパイラルを打ち切れるエッセンスをこの本では、余すことなく記してくれています。その中でも僕が、3学期から取り入れたい3つを紹介します。

 

 

付箋の活用

授業で付箋は使いますか?

僕は、かなり使います。

例えば、振り返りを書く時やアイデアを集める時です。付箋の便利なところは、貼り替えができること。アイデアをグループに分ける時には重宝します。

 

さて、森川先生は付箋をどう活用しているのか、作文を書かせている時に子供たちの作文を見てまわります。その時に何も言わずに付箋を特定の子供の作文へ貼るそうです。

その後、子供たちへ付箋を貼った作文の共通点を考えさせる。そして、貼った理由を伝える。

 

「書き出しがいい」とか「題名が工夫されている」などその時々で付箋を貼るポイントは違うそうですが、すぐに種明かしをするのではなく、共通点を考えさせるということに重きを置いているそうです。

 

確かに、自分たちで見つけた事は記憶に残ります。そして、やってみたくなる。それが力になりますよね。

 

描写

よくある子供の作文。

○○へ行きました。△△をしました。楽しかったです。また行きたいです。

楽しかったです、また行きたいです作文と僕は読んでいます。低学年のうちは、これでもいいのですが、指導しないとずっとこのような文章を書き続けます。

森川先生も、「楽しかった」や「面白かった」をNGワードとして使わず、表現するように指導されているそうです。それを説明するのに、グルメ雑誌やタウン情報誌などの記事を紹介する。確かに、ライターさんは、美味しいという言葉を使わず、その美味しさを表現する。素敵な景色を言葉で説明して、行ってみたいと読者に思わせるプロですもんね。一流に学ぶというわけです。

 

評価表

自分の書いた文章を自己評価するために、評価表を配布する。意見や引用、文体などの評価項目が意識して書いているかを自分で確認させる目的で評価させるそうです。チェックしてから提出するようにしていても、中々自己チェックはしないのが現状です。評価表を渡すことで、セルフチェックの質は上がるだろうと思います。

 

まとめ

書く事は、夢を叶えること。

森川先生は、そうおっしゃっています。

正しく、その通りです。

これだけ、文章によって自分を発信できる時代はありません。誰に何を伝えたいのか。

読み手を意識して書く。

型を意識させる。

表現を豊かにする。

書く指導によって、広がる世界は無限大です。

この奥深い世界を僕も追い求めていきます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

教師のすごい! 書く指導

教師のすごい! 書く指導

 

 

 

 

 

「お知らせ」を受け取る

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何を受け取るのか

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11月末に書いたものがあります。

それは、12月の行動計画なんです。

Future mappingというメソッドを使って書いたのです。ここでは、Future mappingの細かい事は、最後に書籍を紹介するので、そちらを参照ください。

 

描くと実現!?

曲線の下側に、物語を書いています。

その右下に「通知」という言葉があります。

12月に入って、様々な通知を受け取っています。一つは、本の掲載。2019年は、自分の授業実践が2回本に載りました。実は、来年2月に発売される本にも掲載されることが、12月に入って連絡が来ました。

また、個人懇談でもたくさんの嬉しいフィードバックを保護者からいただきました。

Future mapを描くと、意識するのか自分の意識がそちらに向かい行動していけるのです。

 

2020年はどうする?

2019年は、ぐっと成長した年となりました。

来年は、どうしたいか。

もう少し2019年が残っているので、考えてFuture mapを描こうと思います。

今日も読んでいただきありがとうございます。

 

ストーリー思考---「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める

ストーリー思考---「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める

 

 

 

三年峠その4

 

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三年峠、4時間目の授業です。

3場面を読んでいきます。

三年峠で転んでしまったおじいさん。

転んだショックで、めっきり弱ってしまいました。おばあさんはつきっきりで看病しています。村人も心配しています。そんなところに、新しい人物が現れました。

 

読解問題の題材にぴったりの場面

前時と同じように、おじいさんの視点で共感マップをクラスで描いていきました。

 

この場面は、おじいさんと水車屋のトルトリの会話がメインです。おじいさんの容態を心配したトルトリは、病気が治る方法があると話出します。その方法に興味津々のおじいさん。

 

ところが、トルトリから提案されたことは、「三年峠でもう一度転べ」ということです。

 

それを聞いたおじいさん。

自分が思っていた事と違ったので、怒ります。

それに対して、トルトリは自分の考えを説明するのです。

 

共感マップを見ていただくと分かるのですが、この場面は、内容理解や登場人物の気持ちを考えさせるのに扱いやすいところです。なぜなら、「見る・聞く・思う&感じる・言う&行動する」という登場人物の動作がバランスよく描かれている。また、気持ちの変化が描かれている。そして、一番大切なことは、考え方の違いを読み取る必要があることです。

 

子供たちは、この場面の良かったことに、トルトリが長生きする方法を教えてくれたことその方法を自分が信じたことと挙げました。一方困ったことには、トルトリにもう一度三年峠で転べと言われたことと挙げました。

 

面白いポイントにも、トルトリにもう一度三年峠で転べと言われたことが挙がりました。

 

言い伝えをどう解釈するのか?

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三年峠の言い伝え。

三年とうげで 転んだならば、

三年きりしか 生きられぬ。

ここで子供たちに問いました。

おじいさんは、この言い伝えをどう思ってる?

子供たちが、答えてくれます。

おじいさんは、転んだから三年で死んでしまうと思ってる。

じゃあー、トルトリはどう思ってる?

先ほどよりは、減りましたが、子供たちは考えて意見を出してくれました。

トルトリは、転んだら三年生きられる。

 

そう!同じ言い伝えでも、捉え方が違う。

おじいさんは、三年で死ぬ。トルトリは、三年生きられる。考え方の違いが、物語の面白さを生んでいるわけです。そして、ここで捉え方ということを解釈ということを伝えました。

これは、野口芳宏先生の授業から学んだことですが、授業を通して語彙を増やす。これを取り入れることができた授業となりました。

 

さて、おじいさんはどうなるのか。

次の授業が最後の場面となります。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。