こんにちは。
最近、自分が小学校の時のことを振り返ることが多いです。
先生に叱られたことも覚えていますが、褒められたことの方がより鮮明に覚えています。
小学校3年生の時、毎日日記の宿題が出ていました。文章を書くのが苦手な僕にとっては、日記の宿題が辛いものでした。ある日、あまりにも書くことがなかったので、「書くことがない」というテーマで日記を書いて提出したら、担任の先生が「素直な気持ちが書けている文章」と言って、コメントをくれて、その日記を学級だよりで紹介してくれました。
提出する時に、「書くことがないって書いたら怒られるかも・・・」と思っていたのに、何か褒められて、しかもみんなに紹介までしてくれたことに、とても嬉しかったことを今でも覚えています。
3年生になって、初めて「学校が楽しいな」と思うようになりました。1・2年生の時は、本当に学校が嫌いだったので・・・。
様々なタイプの子供が学校にはいます。子供には、それぞれステキな才能がある。そこを、きちんと受け止めて褒めることが、大人の、教員の役割なんだなぁとここ数年感じています。
教えることよりも子供が持っている才能を伸ばすサポートをする。そのためには、幅広い知識や教養が求められる。教員になって、10年目にして教師という仕事の責任の重さを感じます。教員になったばかりの頃には、とてもこんなことは考えていなかったです。
自分が褒めてもらったように、自分も子供たちの才能を発見して、褒めていきたいです。
今日も読んでいただきましてありがとうございました。