「好奇心を学びのスクリューに」
これは、2018年の僕のテーマです。
早速、ワクワクする場へ行ってきました。
第14回研究開発学校フォーラムへ参加してきました。研究開発学校の研究発表を聞いて来ました。
因みに、研究開発学校制度とは・・・
(文部科学省のHPより抜粋)
研究開発学校制度は、教育実践の中から提起される諸課題や、学校教育に対する多様な要請に対応した新しい教育課程(カリキュラム)や指導方法を開発するため、学習指導要領等の国の基準によらない教育課程の編成・実施を認める制度です。
学習指導要領の枠に捉われずに、新たな教科を新設、または実験的な実践を行い、成果を検証していく。その発表会が、このフォーラムの内容でした。
どの学校も4年間かけて学校全体で取り組み、研究してきた内容だったので、面白いものばかりでした。発表を聞いて、自分の中で考えたことが3つあります。
①汎用性はあるのか
学習指導要領に捉われずに、実践を行なっているので内容もスケールが大きく、大胆なものが多い。そして何よりも時間数をたっぷりと確保して取り組んでいました。その分、既存の教科の時間数を大幅に削減しています。こうなると、学力面の不安(いわゆるテストの点数)や他校との関係が問題点となってきます。
②教科という枠組み
多くの学校が、「国語」・「算数」という縦割りの学習ではなく、教科を横断した問題解決型のカリキュラム構成でした。中高の場合は、教科の専門性が高くなるので、このような横断カリキュラムは、特に教師の学びにもつながるので効果的と感じました。しかし、小学校の場合は、多くの場合が担任による授業。総合的な学習の時間でも十分にカバーできるようにも思いました。
③学びを形にする
日頃の取り組みをまとめることの重要性を感じました。学びを可視化することは、自分の学びにもなるし、発信する意味でも大事なことだなと思いました。
今回のフォーラムに参加して、2学期末に作った「モチモチの木 学びの足あと」も意味があったなと改めて思いました。
まとめ
研究開発学校制度を利用するかどうかは、さておき日々の授業に対して内容をよく練り、実践し、振り返って、形にすることは、非常に大事なことである。特別大掛かりなことでなくても丁寧にまとめることは、自分たちの学びにつながる。そして、まずはできることから始める。しかも、学校全体で動けるように。いい刺激をもらいました。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。