眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

気になったら調べる、聞いてみる

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捉え違い

「年季の入った」という言葉。

意味を知っていますか?調べてみると・・・

 

「年季の入った」とは、物が良く使い込まれているさま、あるいは非常に腕が熟練しているさまなどを意味する表現

Weblio辞書より

 

「年季の入ったもの」と言えば、僕の中では、古いものという認識がありました。ところが、本当の意味は、良く使い込まれていさま。捉えていた意味と少しズレていました。

 

ましてや、年季の入った人というのは、非常に腕が熟練しているさまという意味。

単なる年老いた人という意味ではない。

 

初めて知りました。僕は、「年季の入った」という言葉の意味をずっと古ぼけたというように解釈していました。

 

まだまだ、勘違いや誤用している言葉って数多くあるんだろうな。

 

ちょっとでも気になったら調べる。今ならスマホで簡単に検索できるので、直ぐに調べることができて非常に便利です。

さらに、こうして得た知識や情報は、なかなか忘れにくい。現代のテクノロジーと人間の脳が組み合わさってできた人間の検索システムは、そう簡単に崩れることはないでしょう。

 

疑問の発端は、本や会話などのコミュニケーション場から生まれるものです。それを如何に拾って、自分の興味&関心に繋げていくのかが、学びですよね。

 

質を高める問い

「なんで?」・「どうして?」と小さな子どもは、聞いてきます。これは、知りたいからそのことに興味があるからです。小学生でも高学年になるにつれて、「こんなことを聞いたら、周りから何も分かっていないと思われるかも」という気持ちが強くなり、質問をすることを躊躇するようになります。

 

ですので、「質問がある人?」と問いかけて手を挙げられる人は、子どもであれ、大人であれ、ステキだなと思います。

 

正に、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

気になったら調べる、聞いてみる。

意識してやっていきます。

そして、我が子にも大切な事として伝えたいと思います。

 

今日も読んでくださってありがとうございました。

 

覚えているのは、国語の授業

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今日は、娘の参観日でした。

今日の参観授業は、生活科。

昔遊びを一緒にしました。

凧揚げ、けん玉、お手玉、こま回し、羽子板。

今まで練習した成果を見せてくれました。

娘は、羽子板とお手玉を一生懸命していました。

 

僕が覚えている参観日

車で移動中に娘と参観日の話をしていました。

話している途中に、ふと自分が小学生の時の参観日を思い出しました。それは、国語の授業。

 

『たぬきのいとぐるま』だから一年生の時です。同じクラスの矢野くんが読む糸車の音、キーカラカラという音が、とても上手いのです。直ぐそばで、本当に糸車が回っているような臨場感を小1の僕は、強く感じた。だからこそ、30年経った今でも僕の頭の中に強く刻まれて覚えているのだと思います。

 

担任の先生がどんな方だったか、その授業がどういうことをしたのかは、全く覚えていません。ただ、矢野くんの読む糸車の音だけが記憶に残っています。

 

そんな話を娘にしました。

実は、娘も『たぬきのいとぐるま』を勉強しているのです。なので、凄く興味を持って聞いていました。

 

親子で同じ物語を共有できる。

教科書に載っているお話は、そういうことができますよね。国語の教科書って、親子が会話するツールとしては、最適だと思います。

 

物語って、記憶に残りやすいから大人になって読み返すと思い出すことが、たくさんあります。

 

こんなことを書いていると、親子対象で国語の教科書を使った読書会って面白いかも!

 

そんなアイデアが浮かびました。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

エッセイ漫画が好きなのです

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エッセイ漫画が、好きです。

元々奥さんが、よく読んでいます。

図書館から借りてくるのを読んでいるうちに、僕もよく読むようになりました。その中でも、特に好きな作家さんは、たかぎ なおこさん。

 

 

 

テーマは、「ひとり暮らし」や「地域グルメ」、「マラソン」など多岐にわたります。

優しい絵のタッチと、細かな情報。

そこに、たかぎさんの感じたことがつぶさに書かれているのが彼女の作品の特徴です。

 

『愛しのローカルごはん旅』は、読む進めるうちに一緒に旅をしている気分になれます。作品に出てくるサンマーメンやカツオのたたき、それに一緒に飲んでいるビールが本当に美味しそうに描かれています。読めば読むほど、そこの場所を訪れたくなります。

 

僕と奥さん。

本の趣味は、全然違います。

でみ、たかぎ なおこさんの作品はお互い大好きです。

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

愛しのローカルごはん旅 もう一杯!

愛しのローカルごはん旅 もう一杯!

 

 

 

ベストナイン受賞

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新年早々嬉しい知らせが届きました。

フォレスタネットというサイトをご存知でしょうか?知ってる方もおられるでしょう。もしかすると、学校の先生をされている方は、名前を聞いたことがある。または、『教育技術』で見たことがある方もいるかもしれません。

 

フォレスタネットは、授業準備のための情報サイトです。小学校から高校まで全国の先生が、自分のされている授業や学級経営などの実践を発表できるサイトです。

 

 

僕が、このサイトを知ったきっかけは、facebookの広告です。実践集が無料でいただけるということで、登録しました。

 

これは発表してみよう!

専ら見る専門でしたが、ふと目に止まった言葉がありました。フォレワングランプリです。これは、毎月フォレスタネットで実施されているイベントです。新人王や月間MVP、そして各教科から選ばれるベストナインという賞があります。参加基準や審査基準は、このような形です。

 

◆参加対象者

・大会期間中に3つ以上のコンテンツを投稿して頂いたユーザーの皆様

 

◆選考対象コンテンツ

・新規に作成した教科実践もしくは学級経営の実践

※過去に投稿したコンテンツを期間中に編集して再度投稿したものは対象外とさせて頂きます。

 

 

丁度、12月に国語で「ごんぎつね」の授業をしていたことをこちらのブログでまとめていたので、それを基にしてフォレスタネットに投稿していきました。

 

 

 

僕としてみれば、4年前に行った授業と比較して自分を振り返るために書いていた記事です。

 

誰かのためになる実践

12月に行ったごんぎつねの授業に関して、場面ごとに行った授業について7つ投稿しました。

共感マップに関する授業は、このブログでは何度も紹介してきました。昨年は、職員研修でも紹介して、徐々に伝える活動をしてきました。

 

ここはひとつ、全国に発信してみるのはどうだろうか。僕の中にあるチャレンジしたい気持ちに火がつきました。きっと、興味を持ってもらえる実践じゃないのか。僕には、根拠のない自信がありました。

 

年が明けて、2019年1月7日にメールが来ました。それは、僕が12月のフォレワングランプリで国語部門で受賞したという知らせです。

 

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そして、昨日届きました。付箋や絆創膏といったノベルティ、今まで発刊されている実践集。そしてトロフィーです。段ボール箱にズッシリ入って届きました。副賞の多さに驚きました。トロフィーは、立てるとこんな感じです。

 

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いくつになっても、受賞という言葉は嬉しいですね。僕の実践が、誰かの役に立っている。そう考えると、幸せいっぱいになります。

 

やはり、自分の実践を言葉にして発信する。

小さなことでも積み重ねれると、形になる。

 

子供たちに同じことを言っている以上我々教員も行動で示していかないといけませんね。

 

この賞を励みに、面白い授業をもっとしていきます。

 

今日は読んでくださってありがとうございます。

 

 



 

 

 

息子が熱中しているもの

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息子が、今熱中していることがあります。

それは、あやとりです。きっかけは、保育園の先生に教えてもらったそうです。

 

年始に、実家へ帰省している時に僕の母親から幾つか技を教えてもらい、熱中度が増しています。そして、かなり上達しています。

 

息子の様子を見ていると、上達ポイントは3つありました。

 

 

①空間把握

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息子は、空間把握能力が高いみたいです。LEGOや折り紙をするのが好きなので、その能力が養われているのかなと思います。

折り紙も、本を見ながらどんどん新しいものが折れるようになっています。

母親が、「次は、ここをこうして・・」と説明しながらやってみせているのを見て、できるようになっていました。

 

②負けず嫌い

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教えてもらった事ができない。息子は、とても悔しがります。そして、できるように何回も挑戦しています。しかも、コツコツと。できるようになったら、ドヤ顔で披露する。この諦めずに取り組む姿勢が、あやとりを上達させているのだと思います。

 

③教え上手

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そして、できるようになった技を僕に教えてくれます。僕が説明を聞いて分からなかった時は、僕の指を持って、指示をしてくれたり別の言い方で伝えようとしてくれます。

学んだことを誰に伝えるのが、その人にとって、一番の学びです。

 

お正月明け、保育園でも友達に教えたり、技を披露したりして、より多くの技を覚えているようです。のび太を目指しているような息子です。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

家庭学習のやり方を示す

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年末に友達と飲みました。

彼とは、教員になってからの友達。

今は、お互い違う職場で働いていますが、年に数回飲んで近況を伝え合う。社会人になってから出来た数少ない友達です。

 

そんな彼が、勧めてくれた本があります。折角勧めてくれたのだから、呑んでいる最中にAmazonで注文しました。2日後くらいに届いており、今日読みました。僕は、人から勧めらた本や音楽は、読んだり聴いたりするようにしています。何故なら、相手に勧めるって、結構ハードルの高いことなんです。

「嫌って言われたらどうしよう・・・。」

 

いくら親しくても、本や音楽って好みがあります。そこを意識して(もしかしたら意識していない人もいるかも知れないけれど)お勧めを伝えているのだから、手に取ってみることにしているのです。

それが、写真に挙げている本です。

 

田尻悟郎著『(英語)授業改革論』です。

田尻さんは、中学校の英語教師として、26年間勤務した後、関西大学教授を務めて今は、関西大学中等部・高等部の校長をされているようです。

 

我慢と観察

人が、この場合生徒が、知りたいと思う時は、2つだと、田尻さんは言われています。

  1. 失敗した時
  2. 分からない時

逆に、伝えた内容が、生徒に素直に入った時は、知りたい欲求が起こり、満たされた時と言っています。

ですので、教師は、「教えて欲しい」という生徒の欲求を観察して、そこまで我慢する必要があるというわけです。

 

家庭学習のやり方

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授業においては、間違うことが大切である。

間違うことで、悔しさを味わう。そして、同じミスを繰り返さないように気をつけるようになる。その為にも、授業では間違いを知る。さらに何故間違えたのか、考える時間を確保する必要があると言っています。

また、授業とは、家庭学習を体験する場であると述べています。授業で学んだ続きを家でしようと思ってもらってこそ、上達が望める。そのように田尻さんは、考えておられるようです。

 

研究協議の良し悪しとは・・・

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立場上、研究授業に呼ばれる田尻さん。

そして、授業後の研究協議で講評を求められる事が多いそうです。ただし、田尻さんは、いつも研究協議の司会をするようにしているそうです。それは、黙って待っておくのが、苦手なことに加えて、司会が一番勉強になるからという理由だからだそうです。

研究協議が実りある話し合いになるかは、司会者次第。そう考えて、活発な話し合いになるように田尻さんは、司会をされているようです。

 

まとめ

授業を「家庭学習を体験する場」と考えていることが、自分にはない視点であり、なるほどと思いました。確かに、授業で学んだことを繋げる事が大切です。学び方を学ぶのが、授業。そこを実践するのが、家庭学習。「家でもやろうかな!」と思わせる構成を組み立てることは、非常に大事です。

 

『(英語)授業改革論』という括弧は、英語の授業以外にも当てはまるから、このタイトルにしてるらしいよ。

 

友達が言っていた意味が分かりました。

これは、科目に関係なく活用できる内容が書かれた本だと思います。

 

教師の方は、読むと気づきが得られると思いますよ。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

(英語)授業改革論

(英語)授業改革論

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの感覚

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星野源(以下、源さん)さんのニューアルバム『POP VIRUS』を年末に買いました。年末年始、車での移動のBGMにずっと聴いていました。このアルバムは、久しぶりにCDショップに足を運んで購入しました。欲しいものを持ってレジへ。店員さんから「購入特典がありますよー。」とクリアファイルも貰いました。

 

そう言えば、源さんに対する記事を以前書いていました。

 

 

 

岡山から、タワレコが無くなって以来、CDを買うのは、amazonでした。買ったCDを袋に入れて貰い、持って帰る。amazoだと、ダンボール開けて直ぐに聴ける。ですので、家に帰るまでのワクワク感を久しぶりに味わいました。

 

僕のルーティン

聴くまでの流れが僕にはあります。

  1. CDを購入したら、ビニールのカバーを取る。
  2. ケースを開けて、歌詞カードを読む。
  3. 歌詞カードを読み終えたら、ケースに戻す。
  4. 帯があれば、歌詞カードと一緒に入れる。
  5. CDを取り出して、CDを聴く。

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アルバムって、作品だから通して全部聴きます。ミュージシャンも曲順や曲と曲の間隔までこだわって、作っているのでそれを味わいたいのです。ネットで一曲購入の時代だからこそ、アルバムは、そこをこだわっていると思っています。そこを、僕は大事にしたいのです。

 

まとめ

久しぶりにCDを買って帰る経験をして思ったことがあります。それは、3つです。

  • このCDは、買って良かったのかな?
  • 外れていたら、残念。
  • 早く聴きたいな。

 

中高生の時、限られたお小遣いで、買うCDを選んで買っていた時を思い出しました。あの時は、何を買うか、どれをレンタルするか。

僕は、よく考えていました。

 

でも今の若い世代は、音楽はyoutubeで聴くもの。音楽を聴くのにお金を払うなんて、理解できない。

 

そんな若者もいるはずです。

 

 

でもね、音楽は芸術です。

ミュージシャンの内側にある言葉を、音にのせて表現する。歌詞に共感する場合もあります。音に共感する場合もあります。歌詞の場合は、言葉という、ロジカルな部分。音の場合は、多くの人は、何となく。とんでもない創造的作品だと考えています。だから、どのCDもほど同じ価格で購入できるシステムは、有難いです。

 

だからこそ、音楽を聴いて欲しいです。

出来れば、CDで。

もっと欲を言うと、ライブで。

会場に足を運んで聴くからこそ、感じられる音が、あるのです。CDやネットでは、分からない部分。それは、言葉で表現できないリアル。リアルだからこそ、その場でしか味わう事が出来ない音があるのです。

 

今年は、久しぶりにライブ会場にたくさん足を運びたいと思います。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

POP VIRUS (CD)(通常盤)(特典なし)

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