眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

助ける人、助けてくれる人

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僕を助けてくれる人がいる。

一方、僕が手伝って結果的に助ける人がいる。

助ける、助けれる。

相互作用が働くからこそ

人は成長するのです。

どちらかに偏っているように思う。

でも、違うのです。

自分の行動

周りの行動

よく見ると、助けてる。

よく見ると、助けられている。

微妙な差に気づけるかどうか。

これが、分かれ道だろうな。

 

気づかないのは、三流。

周りから言われて気づくには、二流。

自分から気づくのは、一流。

 

 

気づいたことを改善するのに動く人は、超一流

あなたは、二流止まり?

それとも、一流?

 

 

もっと、もっと面白いことを発信する。

管理職が率先してもっとデジタルツールを使わないとね。

 

今日は、ありがとうございました😊

 

10年以上描き続けた結果

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Mind mapの開発者であるTony Buzanが一昨日亡くなりました。享年享年76歳です。心よりご冥福をお祈りします。

Mind mapを描きはじめて10年以上の月日が過ぎました。

僕は、トニーに会ったことがありません。

今となっては、遅いですがお会いして、直接話してみたかったです。

 

僕がMind mapを知ったのは、東大受験漫画『ドラゴン桜』です。メモリーツリーという名前で紹介されていました。

 

それから間もなく実際に描く人に出会いました。職場の同僚です。黒板に描かれたMind mapを見た他の先生は、「宇宙人の板書みたい」と表現されていました。10年以上前、Mind mapは変わったものでした。

 

月日が過ぎて、徐々にMind mapの認知度も上がってきました。僕は、個人的にも、仕事にもそして授業でもMind mapを細々と描き続けてきました。

 

そして、今年度。

学校の広報を担当することになりました。

広報のコンセプトやら方針を管理職に伝えるためにMind mapで描いて説明しました。

 

するとです。

非常に反応がいいのです。

 

何を今更。

僕の本音は、ぐっと堪えて。

喜んでくれるなら、幾らでも描きますよ。

 

脳の第一言語は、イメージである。

 

トニーの残した言葉です。

自分の脳内イメージをMind mapで一枚に表現する。僕の描いたものをこんなに喜んで貰って、活用してくれるなんて。

 

10年以上続けてきた甲斐があった。

人はイメージを認識することが、大切である。

 

今年は、Mind mapをフル活用します。

脳内の整理、新しい事柄の創造。

Mind mapは、僕の人生を大きく飛躍させてくれたツールです。

 

明日もそして、これからもトニーの想いを大事にして、Mind mapを描き続けます。

 

今日も読んでくださってありがとうございました。

 

正解を求めるな!

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新年度が始まって、10日が経ちました。

今日は、入学式。

生憎の雨でしたが、新入生が嬉しそうにランドセルを背負って、登校してきました。小学生になった喜びを、笑顔で表現していました。

明日から上級生と一緒に登校してきます。

学校が、活気付く。

春は、ステキな季節です。

 

1つじゃない

さて、入学式の午後から子どもがいないので、打ち合わせなどを立て続けに行いました。

その中で、今年度も初任者研修担当を任されました。早速、今日が第1回目の研修日でした。

 

僕の研修って、教えないんです。

基本は、初任者の話を聴く時間です。

質問を投げかけて、考えをきく。

それに対して、また質問する。

多くの時間をそこに費やします。

 

こういう経験をあまりしてきてないようです。

「どう思う?」

こう聞くと、初任の先生は、とても困ったように話してくれます。

 

「答のない問いをしているから、思ったことを言ってね。」

このように返事をすると、少し緊張がほぐれるのか話してくれます。ここからが、僕の腕の見せどころとなりまし。

 

しかし、これは学校教育の弊害ですよね。

正解を言わないといけない。

この観念。

答のない質問に対する対応力が、養われていない。教師側が、こうだから余計に白黒がつくような発問しかしない。子どもの考える力を削ぐ。悪循環が、続いています。

 

僕は、考えは一つじゃないし、発表した内容は、できる限り拾って繋げたいと考えています。発言の量増やして、考えの幅を広げるとおう感じです。これが、対話の醍醐味です。

 

学校は、答や正解、そして結論を急ぐ傾向にあります。別に白黒つけなくても、グレーのままでいいこともあるわけです。

 

多様性を求めるなら・・・

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子どもへの多様性を求めるのであれば、教員にもそれを求めるべき。僕は、そう思います。

揃っていないと不安。みんなと一緒がいい。

この価値観から教員が脱却しないと、グローバルだとか、ダイバーシティだとか、インクルーシブといった考え方は、実現しないのではないでしょうか。

 

「あなたの強みは、何ですか?」

 

「私の強みは、○○です!」

 

この質問に対して、胸を張って発信できる若手を育成していきたいです。

 

 

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

 

ツールに頼るな!

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月曜日は、待ちに待った1学期始業式です。

 

本当に、本格的に新学期が始まります。

ここ数日、教室の準備や片付けという目に見える準備をしてきました。隣のクラス担任と、確認し合いながらの作業でした。独りでするよりも学年団ですることが、何より大事です。

 

学年団がチームと考えると、年度始めの事務仕事は互いを知ることができる作業だと思います。時間はかかるけれど、作業をしながら話をする。意識して行っています。

 

How  to  よりも大切なこと

この時期、大型本屋さんに足を運ぶと、「春の教育書フェアー」という形で、先生向けの書籍が平積みされているお店をよく見かけます。

学級経営や教科指導に関する本だったり、「こうすればいい!」といったハウツー本が、たくさん陳列されています。

 

どうしたらいいのかわからない。

ハウツー本には、テクニックが盛りだくさん。

便利で使い勝手が良さそうですが、若い先生にとっては良くないと思っています。

情報量が多いために何を選択したらいいか余計に分からなくなる。そういう訳です。

 

もちろんアイデアを得るためにハウツー本を読むことは、必要な場合もあります。

 

ただし、それだけではいけないのです。

やはり、根っこの部分を育てるような本を手に取って読むことが大事なのです。

 

To Be どうありたいか

それは、教師とどうありたいか。

自分個人としてもそうです。

 

自分という核をしっかり作り上げる。

そのために日々チャレンジしていこう。

担当する若手の教員にいつも伝えています。

 

それは、自分にも言い聞かせている言葉。

さぁ、明日に備えて今日はゆっくり寝ます。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

想いは叶う

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松田聖子さんの「赤いスイートピー

作詞は、松本隆さん。

松本隆作品の中で、僕が好きな歌の一つです。

 

この曲は、1982年1月に発売されました。

僕が1982年3月生まれなので、この曲とは同級生。37年前の作品なんですね。

 

Amazon musicで「春うた J-POP」というプレイリストを聴いていたら、赤いスイートピーが流れてきたので、この記事を書くことにしました。

 

実は存在していなかった

心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー

松本隆が紡ぎ出す言葉。

情景が目に浮かぶ構成、そして心情を表現しているから、多くの人に支持されてきたのでしょう。作詞って、短い言葉で表現するから難しい。一言、いや一文字のこだわりがあるはずです。

 

有名な話だと思いますが、この曲が発表された時には、赤いスイートピーは存在していなかったそうです。

松本隆さんは、後からそれを知ったそうです。

その時に「心の岸辺だから・・・想像だから・・・」と説明されただとか。

 

ところが、この曲に感銘を受けた人が、「実際に赤いスイートピーを見たい!」という想いのもと、品種改良を重ねた結果、今では赤いスイートピーは、世の中に実在するようになったのです。

 

想いは叶う

誰かが、思い描いたもの。

その熱量が強いほど実現する。

熱量とは、多くの人に共感や感動を与えるものだと僕は思っています。

4月は、新しいメンバーや組織で仕事を始める方が多いです。

「1年後は、こうなりたいよねぇー。」

「こんなことしたいよねぇー。」

といった自分の思いや考えを新しいメンバーと共有しませんか。

個々人の思いが集まったゴールイメージを持っているチームは、楽しい。そして、何よりもイキイキとしています。

今日は、職場の隣の方とそんな話をしてみませんか?

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

赤いスイートピー

赤いスイートピー

  • 松田 聖子
  • J-Pop
  • ¥250

 

 

春休みは濃い時間

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春ですね。

岡山では、桜の見ごろはまだまだの感じです。

春休みに入りました。春休みって2週間程の期間です。短いですが、濃い時間となります。

 

1週間で、年度末の仕事を終えて、1週間で新年度の準備をする。クラスも教員メンバーもお別れをして、新しいチーム作りをしていく。

 

すること多いですが、新しいことに対する期待が高まる。モチベーションが上がります。

 

来年度は、どう在りたいかな。

どんなことしよう。どんな風にしよう。

 

こんなことを考えていると、

ワクワクしてきます。

 

今日は、午後からお休みを取りました。

夕方まで時間がある。

帰って、音楽聴きながら読書かな。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

SHARE LIFE-新しい社会の生き方-

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春休みに入りました。

年度末の仕事、そして年度初めの仕事。

春休みは、忙しい時期ですが普段よりは時間に余裕があります。本を通して、学びを深めたいと思います。今日読んだ本は、こちらです。

石山アンジュ著『SHARE LIFE』

この本を読んで、僕は3つのことを考えました。

 

シェアライフ 新しい社会の新しい生き方

シェアライフ 新しい社会の新しい生き方

 


■ シェアリングエコノミー

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「シェア」という言葉。

かつては、マイホームやマイカーなど個人で所有することに価値がありました。

 

今では、シェアハウスやカーシェアリングなどたくさんのサービスが広がりを見せています。複数の人で分担するという考え。

 

これは、教育の分野でも同じ流れが起こっています。授業を聞いて、ノートを書いたり、問題を解いたりする授業からグループで考えを出し合い、話し合いをしながら課題を解決していく授業へと変わってきています。

 

個人の間にあった衝立を取り払い、個人同士が繋がる。そこから新しいコミュニティが生まれていく。

モノや場所、時間や経験や知識などあらゆるものが繋がる時代となってきています。

シェアという考え方が経済・社会の在り方、そして私たちの生き方を変えようとしている。

「豊かさって何だろう?」

シェアライフにより、豊かさに対する考え方が変わると石山さんは、述べています。

 

モノやお金による豊かさから時間や場所や体験を共有することから得られる経験による豊かさへ。豊かさへの考え方の転換期がきているのだろうと思います。

 

■ 家族のかたち

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「家を所有しない」という考え方。

ライフスタイルや趣味によって家を共有する。

そのような人が集うからこそ、何かあった時も助け合える安心感が生まれる。それが、より充実した生活を過ごすことに繋がる。

 

ただし、まだ課題もあります。それは、住民票やどこに税金を納めるか、また子どもの学校の問題などなど。解決していく課題は、たくさんあるそうです。今は、まだ「家を所有しない」という考えは、一般的ではないですよね。この考えが、徐々に広がっていけば、行政の問題もクリアになっていくような気がします。

 

家族のかたちや共生のかたちは、もっと多様であっていい

「子どもは親が育てるべき」から「子どもは社会で育てるもの」へ。

そうなった時に大切なことが2つあると石山さんは、言っています。

  • 自分を閉じずに開きつづけられるか
  • どこまで他者を自分のことのように受け入れられるか

 

親だけで子どもを育てるには、限界があります。家庭・学校・地域で子どもを育てる。居場所を作る。学校と家庭以外に自分の居場所を見つけられると、人間関係の幅が広がりますよね。ファミマが、子ども食堂を始めたことをニュースで知りました。

昔は、近所に駄菓子屋さんがあってそこが放課後の集まる場所だった。コンビニが、その役割を担うようになるのは、良いことです。

 

また、僕が期待するのが公民館です。公民館って、地域に必ずあるものです。今でも僕の近所の公民館では、週に何度か放課後の学習支援をしているようです。公民館が、もっと活用されて子どもも大人も学べる場になること。学び続ける大人の集まりが展開できればと思います。

 

■ 信頼

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ご近所さんで助け合う。

昔から日本人が大切にしてきた考え方です。

経済が発展していく中で、この考え方は希薄になってきました。しかし、平成の大きな災害を通して、やはり近くに住んでいるもの同士で助け合っていくことの大切さを再認識されています。それに加えて、テクノロジーの進化によって、物理的な距離が縮まりました。

テクノロジーに頼る部分と、人としての良心をもって、新しい信頼が、これから広がっていくはずです。

人とつながれば、大丈夫。

これが、ベースとなって個人と個人がつながる。新しいコミュニティが生まれていく。

どこか一つに所属するのではなく、複数のコミュニティに所属することが当たり前になってくるのでは、ないでしょうか。

 

まとめ

シェアから生まれる新しい豊かさ。

共有するからこそ、「自分は何者か?」と問い続けていく。みんな一緒から、一人ひとりを確立していくことが大切になっていくな。

この本を読んで、自分の生き方を考えさせられました。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。