夢を一枚の紙で表現する
今年度も6年生の授業で宝地図を作りました。子供達が作るのですが、僕も子供達と一緒に作成していきました。
うちの学校で宝地図を取り組み始めて、4年目です。私も今回が3回目の宝地図地図作りでした。
「宝地図って何?」という方は、こちらに詳しく書かれています。
簡単に言うと、自分の夢や目標を写真などを使い、1枚の大きな紙に表現したものです。
うちの学校では、卒業文集で、夢について書くことが慣習になっています。そこで、2学期に自分の目標や夢について向き合うために宝地図の制作を取り入れています。
ステップ1:夢リスト
まずは、自分の頭の中にあるものをアウトプットする作業として、夢リストを作成していきます。
欲しいものや行きたい場所、やってみたいことなどなど思いつくままにとにかく100個書き出していく!
「100個も!?」
「100」という数字を聞いて、子供達の間には「無理だろう・・・」という空気が流れます。
そこで子供達に少し説明をします。
「例えば、海外旅行に行きたい場合は、具体的な場所を書いて行く。イギリスとかアメリカとかドイツとか・・。これで3つ書けた!」
こういうと、少しハードルが下がるようです。
1セット3分×5=15分くらいで、100個の枠が埋まってしまう子供もいます。1セットして、休憩がてら、「何個書けた?」と聞いてみると、アイディアが出やすくなります。また、1セット終わったら、鉛筆やペンの色を変えると気分が一新されて書きやすくなるようです。
このワークは、子供はどんどん書いていけますが、大人にはとてもきついワークです。今回、3回目の夢リストを作成しましたが、会を重ねるごとにアイディアが出にくくなっています(最初に書いた夢が叶ってしまったこともあるので)。
夢リストの作成は、あくまで自分の中にあるものをアウトプットすることが目的です。中身の精査は、次のステップで行います。
100個埋まると、達成感と充実感があり、これだけでもワクワクしてきます。
僕としては、年に一度の夢の棚卸しと思って行っています。
興味が湧いた方は、一度やってみてくださいね。
次回は、ステップ2:夢リストのチェック&素材集めについて書きたいと思います。
今日も読んでくださってありがとうございます。