3月生まれは嬉しくなかった
3月11日。僕は、誕生日を迎えました。
3月生まれで、いい思いをした記憶がありません。学年末だからクラスで行われてた誕生日会も2月と3月は、まとめてするようなことも多くありました。3月生まれって、何だか損した気分。よく思っていました。
2011年以降は、震災があった日。
「誕生日いつ?」と聞かれて、「3月11日。」
と答えると、「あぁー地震の日かぁー。」
こんな返事がよくきます。地震が後から起こった訳で、別にその日が悪いわけじゃないけど、何だか申し訳ない気分になることが続きました。
これは、1月17日生まれの人も同じ経験があるみたい。
そういう訳で、僕は3月11日の誕生日ってあんまり嬉しい日ではなかったのです。
いくつになってもHappy birthday
それでも自分が生まれた日。
毎年のように、母親は律儀に産まれた時間にメールをくれます。自分も親になって思うこと。
それは、自分をこの世に産んでくれたことへの感謝です。照れくさくて、なかなか伝えることができなかったけれど、今年は、返信メールに書きました。
35年前に産んでくれてありがとう。
って。おかんからは、「うれしい言葉をありがとう」と返事が来ました。何だか、自分も嬉しい気持ちになりました。
そんなやりとりをしていると、頭に浮かんだのが、吉田拓郎の「いくつになってもHappy birthday 」。2001年発表の曲だから、拓郎にとっては最近の曲。
人生の主役は君
幸せ運ぶのも君
いつまでも変わらず
元気でいてくださいね。
このフレーズが大好きです。
やっぱりいくつになっても誕生日はいい。
こんな歳だから・・・と言わずに、自分が生まれて来た日、産んでもらった日に感謝をして過ごす日でありたいです。
今日も読んでくださってありがとうございます。