先週は、違う事を書いていました。
ようやく、ごんぎつねについて書きたくなったので、5場面の授業について書きます。
4年前の授業はこちら。
それはないよ・・・
4場面では、兵十と加助が夜道を歩いているところに、ぐんがばったり遭遇。後をつけて、二人の会話を聞いていました。ごんは、クリや松たけのことを話していることが嬉しくなっていました。
さて、5場面です。
お念仏を終えた兵士と加助。
吉兵衛の家を出て、再び歩き出します。
加助の一言が、ごんに衝撃を与えます。
「クリや松たけを持ってきてくれるのは、神さまのしわざだ。だから、神さまにお礼を言わないといけないよ。」
自分が罪滅ぼしの為に頑張ってきたことを神さまのおかげにされてしまったごん。
少々疑問を持ちながらも、加助の考えに同意した兵十。
ごんとしては、やりせない。引き合わないという気持ちになっています。
ごんはどう思った?
一生懸命なごん。
でも、自分の頑張りが、神さまのおかげとなってしまっている。これを聞いてごんはどう思ったのか質問しました。
- がっかりした
- 諦めてしまった
- 残念に思っている
- 加助に対して嫉妬や怒りを覚えた
という考えがあがりました。
ここにきて、ごんのモチベーションは、一気に下がります。この後どんな行動に出るのか。
ごんとしては、兵十に気持ちが伝わらないまま最終場面を迎えることになりました。
今日も読んでくださってありがとうございます。