眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

学級だよりの可能性

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学級担任して以来、毎年学級だよりを発行しています。年度によって、若干の違いはありますが、週1回は継続して発行できているように思えます。それを、20年近く続けています。意外と凄いでしょ。

 

自分の感じたことを文章化して、保護者へ伝えてるようにしています。保護者の方は、全ての学校行事を見ることは難しいから、学級だよりという書面上で様子を伝えてほしいのです。

 

だから、僕と同じ学年になると、もれなく学級だよりを書くように伝えています。自分の考えを発信することは、大事です。文章に自信がなくても、これを続けることが自分を発信することに繋がるし、保護者とのコミュニケーションになるのです。付け加えると、A4用紙1枚にクラスであったまとめることは、自分を振り返ること、クラスを振り返ることに繋がります。

 

書けないのではなく、書く。

今年度は、初任者の先生と一緒に学年を構成していますが、書くように言っています。別に僕の書いたことをリライトしてもいいから更新頻度を落とさないように言っています。相担の先生は、自分の言葉を紡ぎ出して、学級だよりを書いています。僕に張り合うということを意識して、学級だよりをつくっていることは、相手にとって不足なしです。こういう好敵手がいるからこそ、僕も今年は毎週学級だよりを書くことを続けています。書き出すと、書くことが楽しくなると共に、書くためにネタを探すから自ずとクラスを注意深く見れるようになるんです。

 

書けばいいのに

視点が養われるという利点があるので、学級だよりは書いた方が良いというのが私の考えです。ところが、この考えはマイノリティーです。我が子の先生で、学級だよりを発行されている方は、出会ったことがありません。先生が色を出さないようにしている風潮もあるかと思いますが、子供には個性を出そうと言っているのに、その大人は色を出そうとすると阻まれるのは、何だか複雑な気持ちです。

 

マイブーム

今年は、学級だよりにQRコードをつけて発行しています。QRコードを読み込むと、僕がお勧めしたい本を見ることができたり、昨日渡した学級だよりには、BGMをつけて開いたら音楽が流れるクリスマスカードのようにしたりしています。データでも保護者へ配信しているので、学級だよりの可能性はまだまだ広がるような気がします。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。