眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

学級開きに必要な考え方は、黄金の3日間?

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いよいよ今週からから新学期がスタートします。今は、どんな気持ちでしょうか?

ワクワクすることもあれば、不安なこともあるかと思います。今の気持ちを大切にして1年間を過ごしてください。初心忘るべからずです。

黄金の3日間

さて、「黄金の3日間」という言葉を聞いたことがありますか?先生の業界では、有名な言葉です。有名と言いながらも、僕自身は、数年前に知りました。新学期が始まり、子供たちとの出会いから3日間のことを指します。この3日間で、その1年の全てが決まると言われている大事な期間です。もちろん、最初は肝心です。ただし、この考え方は、規律重視の学級経営をする場合に限ります。僕の場合は、あまり好きな考えではありません。

 

グランドルール

 僕が、学級経営をする上で、大切にしているのは、「教室は、先生と児童が共に学ぶ場」であるということです。集団で過ごしていく上では、約束やきまりが必要です。一緒に学ぶ仲間なのだから、約束やきまりは、一緒に作るようにしています。

 これをグランドルールづくりと言います。先生の側から提示したものを守らせるだけでは、学校という場が、とても窮屈になってしまいます。自分たちが考えたきまりなのだから、それを守っていく。そうは言っても、なかなか守れない児童もいます。指導をしていきますが、全員が完璧にきまりを守ることは、難しいです。きまりを遵守させることに力を注ぐことは、お互い疲れます。それだったら、きまりを見直すなど視点を変えて、指導する方が良いというのが、僕の考え方です。

 

 

 まずは、子供たちと信頼関係を作っていく。そのためには、コミュニケーションの量を増やした方が良いのです。そのためにも、授業でのきまりやクラスでのきまりを一緒に考える時間を取ってみてください。

 

今日も読んでいただいて、ありがとうございます。