眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

ハルセン14-「魔の6月」を乗り切るその前に-

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今週から6月に入りますね。

学校現場では、魔の6月という言葉があります。

同じく、魔の11月もあります。学級が崩れやすい時期をそう呼んでいるそうです。学期から2ヶ月くらい経つと、子供たちが慣れてきて崩れてくるということでしょう。しかし、僕はそこに異論を唱えます。

 

原因は、教師にある

子供が慣れてきて、言うことを聞かない。

実は、そうではないのです。

教師自身が、4月に考えたきまりを守っていない。もしくは、ルーズになっていることが多いのです。自分が習慣化できていない結果が、子供たちに表れているのです。そこを自覚できるかどうかが非常に大事になってきます。

 

どう立て直す?

そう言われても、一度崩れたものを立て直すのは、難しいですよね。そんな時に、言って欲しい言葉があります。

「助けてください。子供たちが、騒がしくてクラス運営が難しいです。」

もちろん、学年主任や管理職が状況を把握している場合もあります。そして、手立てを打ってくれる時もあります。しかし、自分から相談できる人が、圧倒的に伸びていくように思います。初任者が、クラス運営を上手くできことは、難しいのです。自分の困っていることを隠さず、オープンにできる教師は、必ず伸びます。その前提として、オープンにできる職場の雰囲気が必要ですが。

 

まとめ

「魔の○○」なんて、誰が名付けたんでしょうね。

危険な時期を煽って気をつけよう。

危機意識を持って、クラス運営をするよりも、定期的に子供たちのモチベーションを高めることを組み込みことが大切ですよね。それが、行事だったりするのですが、こんなご時世なので、行事も中止や延期になっていますよね。そうなると、余計に普段の授業が大事になってきます。学年の先生と、授業作りを共にして、楽しい、分かる授業こそが、「魔の○○」を乗り切る一番の方法だと思います。

 

初任の先生は、先輩の先生に話しかける。

先輩の先生は、若手を気にかける。

そして、管理職も巻き込む。

学校全体で乗り切る仕組みを作っていきましょう。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。