今週から6月に入りますね。
学校現場では、魔の6月という言葉があります。
同じく、魔の11月もあります。学級が崩れやすい時期をそう呼んでいるそうです。学期から2ヶ月くらい経つと、子供たちが慣れてきて崩れてくるということでしょう。しかし、僕はそこに異論を唱えます。
原因は、教師にある
子供が慣れてきて、言うことを聞かない。
実は、そうではないのです。
教師自身が、4月に考えたきまりを守っていない。もしくは、ルーズになっていることが多いのです。自分が習慣化できていない結果が、子供たちに表れているのです。そこを自覚できるかどうかが非常に大事になってきます。
どう立て直す?
そう言われても、一度崩れたものを立て直すのは、難しいですよね。そんな時に、言って欲しい言葉があります。
「助けてください。子供たちが、騒がしくてクラス運営が難しいです。」
もちろん、学年主任や管理職が状況を把握している場合もあります。そして、手立てを打ってくれる時もあります。しかし、自分から相談できる人が、圧倒的に伸びていくように思います。初任者が、クラス運営を上手くできことは、難しいのです。自分の困っていることを隠さず、オープンにできる教師は、必ず伸びます。その前提として、オープンにできる職場の雰囲気が必要ですが。
まとめ
「魔の○○」なんて、誰が名付けたんでしょうね。
危険な時期を煽って気をつけよう。
危機意識を持って、クラス運営をするよりも、定期的に子供たちのモチベーションを高めることを組み込みことが大切ですよね。それが、行事だったりするのですが、こんなご時世なので、行事も中止や延期になっていますよね。そうなると、余計に普段の授業が大事になってきます。学年の先生と、授業作りを共にして、楽しい、分かる授業こそが、「魔の○○」を乗り切る一番の方法だと思います。
初任の先生は、先輩の先生に話しかける。
先輩の先生は、若手を気にかける。
そして、管理職も巻き込む。
学校全体で乗り切る仕組みを作っていきましょう。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。