眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

みんなで100冊読めるかな?

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読書が学力の土台を築きますよ。

だから、本を読みましょうね。

読書と学力の相関関係。

多くの学校で、読書に関する取り組みがなされています。勤務校でも読書貯金と称して、本のタイトルと一言感想を記録する取り組みをしています。今年度は、これにアレンジを加えてみました。

 

みんなで100冊読めるかな?

これまで読書貯金の取り組みをしてきましたが、熱心に取り組む子供とそうでない子供に差が生まれるのが課題でした。できるだけ多くの子供が読書に親しむには、どうしたらいいだろう。そう考えた時に浮かんだのが、集団で取り組むことでした。クラスみんなで100冊読むということを目標に取り組みを始めました。

 

これは、僕も参加しているFacebookグループ「本が好き!倶楽部」で行われている“みんなで10000冊読めるかな”を参考にしました。

1冊読んで、読書貯金に記入したら1枚シールを渡す。台紙は、教室後ろに掲示しているので、シールをもらったら、貼っていくというものです。

 

休校のおかげで、読書量が増えた

当初の目標は、1学期で100冊でした。

ところが、4月から6月までの休校で、自宅で読書をする子供が増加。100冊なんて、休校明けにあっという間に超えていました。

学校が再開されて、ペースは落ちたものの夏休みなども多くの子供たちが、積極的に読書をしていました。2学期末では、何と!900冊を達成していました。これなら、3学期末には1000冊に届く勢いです。

 

まとめ

  • 読書活動をクラスで取り組むようにした
  • 読書量を可視化した

この2つを今年度加えただけで、子供たちの読書量はグッと上がりました。もちろんこれだけでも効果はあるんですが、実は、プラスαもあるのです。しかも、これが大事かも。

それは、大人が読んでいる姿を見せることなんです。僕が読んだ本の話をしたり、学級だよりで、「親子で読んでみてください」と保護者に呼びかけていました。

子供に「読書をすると賢くなるよ。本をたくさん読もう!」と言っていて、大人が読んでいないと説得力はないですよね。大人も一緒に読書をする。本を通したコミュニケーションも生まれます。

今年は、出かけることの少ない年末年始。

家族で読書はいかがですか。

 

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