「夏休みって、先生は何をしてるの?」
よく聞かれる質問です。
子供が休みだから、先生は何をしているのか。
確かに気になることですよね。
決して、暇な訳ではありません。子供が登校して来ないから、時間的には余裕があって仕事ができます。と言うことは、子供が登校している日常は、切羽詰まったタイトな働き方をしているのです。
長期休暇をどう過ごすかが、私たち教師の成長に大きく関わるように思います。そこで、若手教師にオススメ、夏休み勤務の過ごし方、ベスト3を紹介します。
第3位 2学期の授業準備をする
時間がある時だからこそ、授業準備に時間をかけることができます。2学期が始まると、日々の業務に追われてしまい、授業準備に時間を費やすことが難しくなります。時間が取れる夏休みだからこそ、事前に準備をしておく。そして、実際に授業をする前に修正をする。授業力のアップに繋がる取り組みです。
第2位 読書や研修に参加する
コロナ禍になるまでの夏休みと言えば、研修でした。強制的に参加を強いられる研修から自主的に選択して参加する研修まで、研修に参加する機会が多くありました。ところが、コロナ禍に入り、多くの研修は、軒並み中止となりました。多くにものが、オンラインとなり、自ら探して、参加する研修が増えました。自分から選んで研修参加できるのです。若手は、積極的に情報を取り入れて、学ぶ場を獲得していく方がいいですよね。また、オンライン開催が増えたために、移動せずに研修に参加できるようになったことは、メリットの一つです。
また、時間が生まれたので、読書に時間を費やすこともできます。教育に関する書籍だけでなく、小説や自分好きなことなど様々な本を読むことで、専門性のみならず、人生の幅を広げることができます。
読んだ本を教職員で、共有することもいいですよ。
第1位 自分の在り方を考える
ノウハウを得るよりも、自分は教師としてどうしていきたいのか。これから得たことは何なのか。
自分の在り方を考える時間を設けて欲しいです。
いくらノウハウを得ても、中心となる自分の在り方ない人は、時間が経つにつれて、崩れていきます。
やはり、仕事への向き合い方、自分がしたいこと、働く意義などを明確に持っている人は、成長の仕方が違います。「自分」と向き合う時間にあてることが、後々にいきてきます。在り方を考えるのは、自分だけで行うのは、難しいことです。先輩の先生に協力を得て、話を聞いてもらながら考えることをオススメします。
まとめ
教材研究についつい時間を費やしてしまいがちですが、周りの先生話をしたり、自分と向き合う時間を作る。または、教室の整頓や校内の掃除など体を動かす時間作る方がメリハリがあっていいですよね。
折角の夏休み、普段コミュニケーションを取りにくい他学年の先生に声をかけてみるのもいいですよ。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。