眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

若手の成長は喜ばしいが・・・給特法問題

2年前の記事です。この時初任者だった先生は、今やうちの学校の期待の若手となっています。そして、今年度も初任者研修の担当をしています。授業が上手くできるようになる。学級経営ができるようになる。簡単にできるようになるものではありません。

特に、若いうちは授業準備や教材研究に時間がかかります。ですので、必然的に学校に残ってしまうのです。いい授業をするための活動を労働とみなさず、趣味と判断されてしまう・・・。このような判決が出ました。

そもそも、勤務時間が、殆ど子供がいる時間なので放課後が授業準備となるわけです。それでは、放課後にはどんな仕事があるのか。子供のノートチェックやテストの採点、もちろん会議が入っている時もあります。実は、これらは労働として認められないと裁判所で判断されてしまいました。このような報道をされると、ますます教師になりたい人は、減るだけですよね。他の教育産業に流出するだけです。

 

だからこそ、教師をなりたいと思って働き出した若者には、全力でサポートしたいのです。一朝一夕でどうにかなるものではありませんが、僕が学んできたことや経験してきたことを還元する。少しでも早く自分の授業や学級経営に自信を持って働いて欲しいのです。僕の勤務校は、私立なので自前で育てることしか出来ない状況もありますが。

 

給特法問題、最高裁はどう判断するのか。

気になるところです。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。