眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

【読書感想文】ファンが増える!文章術

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あなたは、「自分らしさ」を表現できていますか?

そう問われると、素直に首を縦に振れる人は、そう多くないでしょう。「自分を発信しよう」と言われても、何をどんな風に発信すればいいのか悩みます。僕も同じです。だから、この本を読みました。

 

僕がこの本から学んだことを3つ紹介します。

 

①自分らしさは特徴

自分らしさと言われても何が自分らしいのか。

山口さんは、自分らしさを自分の特徴がよく出ていることを表すと定義されています。そして、自分の特徴を表す時に大事なことを3つを挙げています。

  1. 好きである
  2. 得意である
  3. 喜びを感じる

この3つを発信していくことは、自分らしさを表現することになり、ファンが増えるそうです。たしかに、好きなことの紹介であったり、できたことの発表だったり、良かったことを知らせると、周りの人たちも嬉しい気持ちになります。これが、ファンを増やす秘訣となりわけですね。

 

②いいところ探しとおもしろい眼鏡

誰だって、苦手な人はいますよね。

苦手な人の場合、その人の良くない所へ目が行きがちです。そうではなくて、苦手な人のいいところを探す。難しいですよね。苦手な人なんだから、そんなことを言われても出来ないよ。僕は、そう思いました。でも、この言葉が刺さりました。

苦手な人の「いいところ」が見えていない状態は、自分の「いいところ」が見えていない状態と同じ。

だから、いいところ探しをしてみます。

まずは、相手の言葉を「そんなんですね」と受け入れるところから始めてみます。簡単なようだけど、意識しておかないと難しいなぁ。

また、おもしろい眼鏡をかけて世の中を見ることが大切。出来事をどう捉えるかは、自分が判断することなのです。例えば、何かあった場合、「エェー!」と嘆くのか、「イェー!」と叫ぶのか。嘆くよりも叫ぶ方が、面白いですよね。自分に起こった出来事を面白がり、楽しむくらいの余裕が必要です。

 

③アンチで赤飯

自分発信していく過程で、どうしても批判的なことを言ってくる人に出会うことでてきます。批判されることは、誰でも嫌ですよね。見なければいいというわけでもありません。山口さんは、アンチが出現したら、赤飯を炊きましょう。」と言っています。それは、わざわざ時間を使って、投稿に対してネガティブコメントをするということは、その投稿に心が動かされた証拠なのです。そのくらい伝わるメッセージを発信していることになります。これって、凄いことですよね。伝わるメッセージを発信しているということは、逆に共感している人もいるわけです。だったら、応援してくれる人に目を向ける方がいいですよね。

 

まとめ

この本は、「自分らしさ」が何なのかを説明してくれています。またどうすれば、伝わるのかという文章の書き方も丁寧に解説しています。これから何かを発信しようと考えている方には、教科書のような存在になるでしょう。また、これまでブログなどを書いてきた僕と同じような人も、自分の文章を見つめ直すきっかけとなる1冊です。この本は、単なる文章が上手く書けるようになるようなハウツー本では決してありません。自分がどうありたくて、何を発信していくのかを考えさせてくれるものです。

興味を持った方は、是非読んでください。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。