昨日、2月1日(木)に香川大学教育学部附属高松小学校で行われた令和5年度初等教育研究発表会へ参加して来ました。大学敷地内にある勤務校は、2月1日・2日と大学入試の為に休みだったので、同僚と一緒に参加しました。
県内外からたくさんの方が参加されていました。校内は、先生だらけでした。
初日であった昨日は、開会行事と全体提案があった後、17本の授業が公開されていました。僕は、その中から3年生社会科「市のうつりかわりと発展〜国際化する高松市〜」の授業を参観しました。
この単元では、自分たちの住んでいる市や人々の生活の様子が、時間の経過とともに移り変わってきたことを学習します。
教室に入ると、これまで学習してきた様子をまとめたものがパネル展示されていました。古い道具を使う体験やサンポート高松地区を見学した様子、市役所の方をゲストティーチャーとして招き、高松市の取り組みを教えていただいた様子などが詳細に掲示されていました。経験を大切にしているという授業の内容がよく分かりました。そして、これだけ手の込んだ展示物を作成するのは、非常に時間がかかっただろうと思いました。
本時は、高松市がこれからも発展していくためには、どうすればよいだろうという問いについて、グループでマトリックス図を活用しながらこれまで自分たちが考えてきたアイデアを整理する授業でした。
教材化する準備や自分たちが考えてきたアイデアを仕分けする取り組みは、面白かったし自分自身も教材を開発したいという気持ちが生まれてきました。
ただ、折角グループで話し合った内容がうまく共有できていなかったので、話し合いは消化不良のような形になってしまっており、勿体なかったというのが正直なところです。
協議会も参加しました。多くの先生方から質問や感想があがっていました。僕も発言しました。完璧な授業なんてなくて、様々な意見があがるからこそ、授業された先生も参観した私たちも学びがあるのだと思います。
僕は、教材開発の姿勢に感銘を受けました。自分はここまでできていない。どうやったら、教材を開発できるのか。このヒントを得られた研究発表会でした。そして、今日早速家に届いていた「市民のひろばおかやま」を見ると、授業で使える題材を見つけることができました。
挑戦するからこそ、成長ができる。
「当事者」という立場に身を置く。
僕も来年度も挑戦していきます。
そう決意することができた研究発表会でした。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。