夏休みに入りましたね。
今年は、5月の連休が長かったために連休明けから2ヶ月が、グッと忙しかった印象です。
若手の先生とっては、教えるということの難しさやクラス運営の大変さをひしひしと感じた1学期だっと思います。
この仕事向いてないのかなぁー
授業が、うまくいかない。
クラスが、落ち着かない。
自分は、この仕事向いてないのかなぁー。
先生になって数年は、よく考えていました。
こうやって、悩むは僕の中で当たり前だったんです。今考えると、経験値が低いのに、初めから子どもをグッと惹きつけるようなことができるわけがないのですが・・・。
こうやって悩んでいる若手は、真面目で一生懸命です。自分の現状を把握できている将来有望なのだと思うのです。
真面目すぎるが故に、悩み過ぎたり頑張り過ぎたりして体調を悪くしてしまう。
将来有望な若手をやめさせてしまうようなことがないように、話を聴いたり一緒に考えたりすることが我々中堅の役目です。
不向きより前向きならいいの?
一方、「こんなことを悩まない人も中にはいるんじゃないかな」ということが、先生を続けて分かってきました。それは、授業もできていないし、クラスも無茶苦茶な場合でもです。
先生をしたい!。この思いだけは、やたらとあるのです。しかし、自分の現状を把握できない。
ある意味、メンタルが強いので、殆ど成長しないまま年数を重ねていく。大きな問題を起こさなければ、適正を欠く人でも先生をできてしまうのが、教育現場の良くないところです。
向き不向きよりも前向き。
こんな言葉がありますが、不向きなのに、前向きな気持ち。それでは、仕事は務まりません。
どうしようかなぁ・・・
向き不向きよりも前向き。この言葉は、前向きな気持ちではなくて、前向きな行動を意味しているのでしょう。悩むだけでもいけなし、したいという気持ちだけでもいけません。
変化を起すことに必要なことは、行動です。
将来有望でも、行動しないと、期待の新人止まりです。でも、行動するのは勇気がいります。
モノは、動き出す時に最も力を必要とします。
だからこそ、動き出す時には一緒に考えたり、時には後押ししたりします。持っている力を引き出す。これが、教育ですよね。
今僕自身にできることは、勤めている職場の範囲です。一緒に働いている若手が、成長していく手伝いをしていきます。
これは、2年前に書いた記事です。授業って、センスじゃないと今も思います。やはり、良くしたいという行動が、授業の質を変えていきます。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。