先生同士を繋げる
僕は授業をするのが、好きなんだな。
心底そう思います。
ここ数年、授業の幅が広がっています。
まずは、授業をする相手です。子供のみならず、新人や若手、教職員全体にも研修で行っています。また、説明するということでは、保護者へも行っています。
そして、内容です。子供への教科指導、新人や若手への研修、職員全体への校内研修、説明会での学校説明などなど・・・。
様々な方へ授業や研修、説明会といった違う形式で、物事を伝えています。
伝える対象によって、組み立てを考えて、授業をする。これが、本当に楽しいと思うので、僕は授業をするのが、好きなんだと思います。
さて、先日校内研修を実施させていただきました。今回のテーマは、「ワークライフバランスを考えよう」でした。澤田真由美さんの著書『先生のための仕事革命ワークブック』を活用させていただきました。この本は、自分の仕事(ワーク)と人生(ライフ)に向き合うきっかけを与えてくれます。様々なワークが紹介されているので、独りですることも可能です。
でも、一緒に働いている仲間と、普段はそこまで話さない自分の仕事に対する考えや大好きなことなどを共有できたら、コミュニケーションが促進するんじゃないかなと思って研修で取り扱いました。
伝え合いたい
45分間の研修ですので、行ったワークは、2つです。それは、教師としてやってみたいこと、ライフを充実するためにできることです。
ワークシートに書き込む時間を設けた後、グループ間で発表し合いました。そして、最後は、テーブル移動して、自分の書いたことを紹介し合いました。皆さん、よく喋っていました。
「時間です。」
こう言って、切るのが申し訳ないくらいに、互いの書いたことを伝え合っていました。
自分のこと、自分の考えを、一緒に働く人に知ってもらいたい。そういう思いが、あるのだなぁと改めて感じました。
先生同士が繋がるきっかけとなる研修を行うことができました。
研修というと、身構えたり、受け身になったりするのでしょうが、僕が組み立てる研修は、参加者同士がやり取りをする時間を多く設定しています。しかも、ゆるーい感じです。カチッとした雰囲気は、僕の性分にも合わないですし、長々と説明するような必要は、ありません。
意見を交換する。そして、繋がれる時間を生み出したいのです。次回の研修は、2学期です。
どんなことをしようかな。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
澤田さんが運営されている「先生の幸せ研究所」