眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

敢えて休みを入れる

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4月2日(火)です。

新年度が始まって2日目。

今日は職員会議もなかったので、やっておかないといけないことを昨日のうちに済ませておいて、予定通り休みを取りました。

 

息子と映画を観に行く

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予定を入れていたので、朝ものんびり寝ているわけでなく、いつも通り起床。最近は日の出も早くなって来たので、目覚めも良いのです。寒くて布団から出るのが億劫になることはありません。昨日お土産で戴いたもみじ饅頭とコーヒーを朝ご飯としてしました。饅頭の甘さとコーヒーの苦味がよく合う。

 

今日は、息子と朝一でドラえもんの映画を観に行く予定にしていたので、出発まで読書などをして過ごしました。

駅まで息子と歩いて行きました。途中に桜の木があります。まだ5分咲き程度。この週末くらいが満開なのかなぁ。明日は、激しく雨が降る予報なので、大丈夫かなと心配しながら歩いていると駅に到着。駅には、スーツを着た大学生とその保護者。今日が入学式のようです。24年前、自分の大学の入学式を思い出しました。

 

正門をくぐると、様々なサークルなどからビラを貰い、大勢の入学式。その後、学部に分かれての説明。そして、帰りもビラを貰う。初日にしてクタクタになったなぁ。新しい場所、知らない人と緊張するしかない環境は疲れるよなぁと思い返しました。きっと、昨日からうちの職場で働き始めた方もそれに近い気持ちだろう。特に、新卒の先生は分からないことだらけだろうから、声をかけないと。名前を覚えるのも大変だもんなぁ。

 

そんな大学生を横目に、息子と一緒に改札を通り、電車で岡山駅へ。地下道を通って、イオンモール岡山到着です。一緒に観た映画は、「ドラえもん のび太の地球交響楽」です。先日、娘と一緒に観に行きました。僕は、2回目です。息子は週末は習い事で忙しいので、平日に一緒に行くことにしました。僕は、2回観れるので、嬉しい限りです。

 

今年のドラえもんは、音楽がテーマです。僕自身、音楽が大好きです。専ら聴くのが多いですが、ベースを演奏していたこともあります。音楽で、世界を救う。

「音楽で世界を変えるなんて、出来るのか!」

そう思われる方もいるかもしれません。

しかし、僕は音楽は世界を変えるきっかけとなるに値するものだと信じています。夏フェスやドームなど大きな会場で、参加者が一緒に大合唱する光景や言葉は分からないけど、音楽でなら通じ合う場面を何度も経験して来ました。

だからこそ、今年のドラえもんの映画は見ていてゾクっとしました。敵らしい敵がいない、見えない敵と戦うということで、意見が分かれているようですが、僕は好きです。

BECK』や『BLUE GIANT』というような音楽漫画好きにとっては、納得の作品ではないでしょうか。エンディングのVaundyの楽曲もドラえもんの世界観を描いていて好きです。

 

ひとり会議で作戦会議

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お昼ご飯を食べてから、帰って来ました。帰りの電車で、午後から出勤される同僚の先生とバッタリ会いました。世間は狭いです。恥ずかしがりの息子も挨拶をしていました。自分から挨拶できるようになったのかぁと驚きました。

 

家に帰ってから、息子は友達と遊びに出かけました。家には、娘がいました。午前中は友達遊んできたようで、帰った時にはお気に入りの再放送ドラマを堪能していました。

 

僕はと言うと、読みかけの本を読み終えてから、ちょっくら教科書をめくりながら教材研究。じっくり考える時間って、職場でなかなか取れない。職場では、実務的なところに重きを置いたり、校務分掌のことをしたりするので、授業の事を集中して考える時間は取りにくいのです。しかし、取るために、朝の早い時刻とか誰もいないところでは実は作戦会議をしています。今日は、昼下がりから夕方までたっぷりと時間を取って考え事が出来ました。新年度みたいに、考えてることが多い時期は、敢えて休んでじっくり考えるのも先生にとって必要なのではないでしょうか。人によっては、通常通り働いた後、家で考える方もいるかもしれません。

 

しかし、働いた後はもうクタクタです。僕の場合は、ビールが片手にあります。お酒が入っていなくても、元気エネルギーが少ない状態で考え事をしてもいいアイデアは生まれません。じっくり考える時間を確保することも、大切なことではないでしょうか。もちろん、休みなのだから、休めよ。そうかもしれませんが、アイデアは、休んでいる時こそ浮かんでくるものです。

 

子供たちが来ない時期は、自由な働き方ができるのが教員でしょう。もしかすると、私立だから許されているところもあるかもしれないですね。最近は、こう言った注釈を入れないと誤解を生じるケースがあるのも厄介です。僕のブログを読んでくださっている方は、行間を読んでくださっている方が多いので、助かります。

 

まとめ

新学期が始まって、バタバタするから焦って働くモードかもしれないけど、敢えて休むという選択肢を入れる。それは、1日損したではなく、1日幸せな日を過ごせた。このように思えるからこそ、よりいい仕事ができるのではないでしょうか。

 

明日は、今日あったことをいっぱい話して仕事をする。楽しく、面白く働きたいです。今日も読んでくださってありがとうございました。

 

あっ!今読んでいる『猪木のためなら死ねる!』は、プロレス好きには堪らない1冊です。プロレスをそんなに知らなくても、日本をいや世界を代表するアントニオ猪木の生き様を知れる1冊です。

 

 

 

 

回らないお寿司屋さんに来る高校生

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4月1日(月)、2024年度の始まりです。

午前中に職員会議が終わり、お昼ご飯を学年で食べに行くことになりました。勤務校は、大学の敷地内にあるので、長期休みは大学食堂へ行くことが多くあります。何と言っても、安いというのが食堂の魅力です。

 

食堂へ行こうとしたのですが、閉まっていました。今日は、大学の入学式だったので、利用する人が少ないからでしょう。残念に思いながら、コンビニに行くのもどうかなと思い、これまで行ったことのない昔からあるお寿司屋さんへ行きました。回らないお寿司屋さんです。

 

入り口の前にメニューが出ていて、お昼は海鮮丼やカツ丼、定食もやっているようです。

ドアを開けて入ると、カウンターにテーブル、お座敷とむ昔からやっているお寿司屋さんの佇まい。近所のお寿司屋さん!という感じです。

海鮮丼、カツ丼、日替わり定食を注文しました。家族でされている感じなので、料理はお子さんが運んでくれました。こういうのも、今はなかなかないですよね。

 

僕たちが食べていると、男子高校生が2人入って来ました。慣れた感じです。

 

高校生のお昼に、ここを選ぶ感覚!

 

近くに、チェーン店のラーメン屋さんもあれば、うどん屋さんもあるのに、ここに食べに来るセンスに驚きました。

 

僕は、カツ丼をいただきました。

同僚の食べていた海鮮丼も美味しそうだったので、また行こうと思います。

 

今日から2024年度スタートです。

面白い事をどんどんやっていきたいです。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

3月31日は何の日

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今年は、3月31日が日曜日。

年度変わりと月曜日が一致するのは、何だか気持ちがいいと思うのです。そんなことないですか?週の途中よりも、週明けから始まるというのが、いい年度の予感を勝手に感じています。

ふと、3月31日は何の日だろうと思いました。

 

調べてみると、1947年の今日、「教育基本法」と「学校教育法」が公布されたそうです。そして、翌日4月1日から施行されて、小学校6年・中学校3年・高等学校3年・大学4年という「6・3・3・4制」が始まったそうです。この制度が始まって、明日で77年を迎えるということになります。

 

このシステムは、77年経っても変わらずです。

学習指導要領は、10年おきに改訂されます。

時代の変化が年々速くなっているので、10年では追いつかないと思っています。教科書は、4年毎に改訂されます。丁度、2024年度は小学校の教科書が、改訂されます。学習指導要領は、改訂されていないので、マイナーチェンジですが、見ていると、マイナーとは言えないような改訂がかかっているように思えます。

 

「例年通り」が通用しないようになっている。

それでも、例年通りをしたがる人もいる。

この乖離が、年々大きくなっている。

僕たち教師は、自分自身の学びから逃げることなく毎年アップデートする。これを義務とか強制ではなく、自分の生き方として楽しめるかどうかを問われているように思います。

 

春休みに、教師を目指している学生と話をする機会が何度かありました。意地悪な僕は、そんな彼らに問いました。

「先生になって何がしたいの?」

これだけ採用試験の倍率が低下していて、教師のブラック労働が報道されているのに、教師になりたいという学生。そんな彼らも先生になってしたいことを問われると、特にないそうです。先生になることが目的であって、その先はイメージしていないようでした。そもそも、そんな事を問われることがないですよね。意地悪な質問をしてしまいました。

 

学校のシステムは、77年経っても大きく変わることがありません。それでいいのでしょうか。

「学校とはこうである。」

そのイメージにとらわれすぎているように思います。それは、「教師はこうである。」というものも同じです。そろそろ、型を破っていく時期にきているように思います。

 

僕は、個性や自由ではみ出していく教師として、新しい学校を模索していきます。教育って、教師や保護者だけでなく、地域にいる大人が関わるものなので、無関係な人なんていないのです。それぞれお住まいの地域で、一緒に教育を考えていけるようにしましょう。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

 

社会科見学ツアーin姫路

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娘が小学校を卒業して、中学校の入学式まで時間があるので、今回は娘も連れて社会科見学ツアーへ行って来ました。これまで、岡山市備前市倉敷市明石市と行ってきたイベント。

今回は、僕の地元である姫路市です。

 

調理体験

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御座候の工場で行われている調理体験を予約していました。3-4月は、桜餅を作ることが出来ました。姫路発祥の御座候工場に行くのは、実は初めてでした。10時の開門に合わせてギリギリに到着して、建物の中へ。

如何にも「関西のお姉さん!」というベテランのスタッフの方が、笑いを交えながら作り方を教えてくださいました。

桜餅に使用されているのは、道明寺粉というもち米。これを糒ということを教えていただきました。糒と言えば、『ちいちゃんのかげおくり』で出てくるものです。ちいちゃんが、カバンに忍ばせていた非常食です。

「これが、糒かぁ。」

そう思いながら、お湯の入ったボウルの中に道明寺粉を入れました。ふやけたものを布巾に包んで、蒸し器で蒸します。

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その間に、中に包む餡子を4つに分けて捏ねました。回転焼に使われているものと同じ小豆です。

蒸しあがったものに、砂糖を加えてます。この時に食紅を加えました。混ぜていくと、キレイな桜色に。その生地に、餡子を包んで形を整える。最後は、葉で包んで完成です。

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葉の塩味と餡子の甘さがいい塩梅となって美味しく出来上がりました。初めて作った桜餅。娘も嬉しそうに頬張っていました。

 

姫路フード

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お昼ご飯は、駅前の御座候で担々麺とジャンボ餃子をいただきました。御座候は、回転焼だけじゃないのです。工場と姫路駅前では、ラーメンと餃子を食べることが出来ます。僕にとっては、懐かしの味。帰ってくる度に食べたくなるものの一つです。

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おやつに商店街に新しく出来たたい焼き屋さんのたい焼きを食べました。米粉のたい焼き。期間限定の桜餡は、とても美味しかったです。

 

姫路の歴史

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兵庫県立博物館にも立ち寄りました。

少し前にリニューアルされた博物館です。

姫路に住んでいながら、入ったことがなかったと思います。常設展示として、姫路の歴史、姫路城の歴史、そして昔から現在までの暮らしが展示されていました。

 

寺院や観音像の変遷は興味深いものでした。そして、姫路城の改修の様子を記録した映像には感動しました。過去の職人さんの記録を紐解きながら、解体したものをもう一度組み立てていく様は、凄まじいものでした。今回見たのは、昭和の改修作業でしたが、平成の改修でも同じようなことがされていたと思います。歴史を受け継いでいくことの偉大さをマジマジと感じました。

 

まとめ

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博物館には、状態のよい昔の道具が多数展示されていました。娘は、初めて見るものに驚いていました。ものを残していく。これは、歴史を繋いでいくことです。教科書や映像では味わうことのできないものが、実物にはあります。
ここには、昭和後期のおもちゃとして、ファミコンビックリマンシールも展示されていました。自分が遊んだものが、もう博物館で展示される年齢になったんだとしみじみ思いました。

来年度も色々な土地を訪れて、社会科の授業で活用するとともに、自分の学びを深めていきます。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

鞄選びは慎重に

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今日は、祝日なので仕事は休み。

娘と前々から約束していたので、朝から岡山イオンへ行きました。開店に合わせて、家を出発しました。風が強くて、寒い。「寒い、寒い」と2人で言いながら、駅まで歩いて電車で岡山駅へ向かいました。

 

イオンへ来た目的は、中学校で使用する鞄を購入することです。4月から中学生になる娘。通学に使用する鞄は、自由なようです。自転車通学となるので、リュック希望とのこと。教科書などをたくさんの荷物を持って行くことになるでしぃうから、容量が大きい方がいい。幾つかチェックするポイントを考えながら、お店をまわりました。

 

中高生がよく持っているのは、四角い形をしたリュックです。こういうものです。

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娘は、この形は好みではないようです。

無印良品やハンズ、イオンの鞄売り場などおそらく岡山イオンにある鞄販売店を全てまわったように思えます。娘は、買い物をするときはじっくり考えてから購入するタイプなので非常に時間がかかります。ここは、僕と違います。

午前中に、欲しいものに目星つけることは出来たようでした。

 

お昼ご飯を挟んでから、もう一度目星をつけた鞄を比較しに行きました。最終的には、ポケットが沢山あり、保冷機能のあるポケットもあるリュックを選んでいました。いい鞄が見つかって娘は喜んでいました。

 

さて、明日は娘の卒業式です。

天気はなんとか保ちそうです。

門出をお祝いしたいと思います。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

3月は忙しい

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週明けに誕生日を迎えて1つ歳を取りました。

今週は、勤務校の卒業式がありました。

今年度の6年生は、3年生の時に担任しました。

丁度コロナに入った所で、休校でした。

手探りのオンライン授業を配信しました。

僕は、リアルにこだわっていました。

スライド音声をのせる配信ではなく、

顔出しの授業を配信していました。

会えない子供たちに顔を見せること。

これが大切と思っていたので。

月日は過ぎて、彼らも卒業です。

あっという間ですね。

今日は、ドラえもんの映画を観て来ました。

娘と、その友達を連れて。

娘も今年小学校を卒業します。

あっという間です。

 

6年間続けたポートボールも間も無く卒業。

今日は、ポートの仲間と一緒に映画鑑賞。

一緒に映画を観れたことも思い出の一つ。

 

ポートボールの練習も来週でお仕舞い。

娘がポートボールをしていたことで、僕も人間関係が広がりました。僕の楽しみが一つ増えました。

 

来週は、娘の卒業式。

そして勤務校の修了式。

3月は、行事がたくさんあります。

一つひとつを楽しみたい。

名残惜しいけど。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

 

どうやら自分は学習者

3月という時期が好き。

年度末ということで総括を行いながらも、

新年度に向けて準備をするという反するものが混在する期間。6年生であれば卒業するし、卒業したあとは、新1年生を迎える。それは、大人も同じで、職場を離れる方もいれば、4月から新しく一緒に働く方もいる。

盆と正月がいっぺんにきたとまではいかないけれど、年度変わりは変化が大きいものです。

さて、後輩と共に毎週読書会をしています。

『教育のプロがすすめるイノベーション学校の学びが変わる』を課題本としています。

事前に読まずに、一緒に読む。毎回1時間程度で10ページ程読み、その内容についてお喋りします。一対一の読書会なので、進行役も最近は交互に行い、進行した人がまとめをするようにしています。

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ゴールはまだまだですけれど、毎回考えさせれると問いがやってきます。僕は、これ以外にも、名著de読書会や人生を豊かにする読書会を掛け持ちで行っています。それぞれの読書会がいい感じに相互作用を起こしており、僕の学びを加速しています。

本を読むことは、自分の知らなかったことを確認すること。そこから、行動を起こすことは、人生が変わることだと思っています。本を通した、いや共に読書経験をする時間が、人生を豊かにすると共に、大きく成長させてくれるのではないでしょうか。本は偉大です。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。