眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

社会科見学ツアーin姫路

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娘が小学校を卒業して、中学校の入学式まで時間があるので、今回は娘も連れて社会科見学ツアーへ行って来ました。これまで、岡山市備前市倉敷市明石市と行ってきたイベント。

今回は、僕の地元である姫路市です。

 

調理体験

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御座候の工場で行われている調理体験を予約していました。3-4月は、桜餅を作ることが出来ました。姫路発祥の御座候工場に行くのは、実は初めてでした。10時の開門に合わせてギリギリに到着して、建物の中へ。

如何にも「関西のお姉さん!」というベテランのスタッフの方が、笑いを交えながら作り方を教えてくださいました。

桜餅に使用されているのは、道明寺粉というもち米。これを糒ということを教えていただきました。糒と言えば、『ちいちゃんのかげおくり』で出てくるものです。ちいちゃんが、カバンに忍ばせていた非常食です。

「これが、糒かぁ。」

そう思いながら、お湯の入ったボウルの中に道明寺粉を入れました。ふやけたものを布巾に包んで、蒸し器で蒸します。

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その間に、中に包む餡子を4つに分けて捏ねました。回転焼に使われているものと同じ小豆です。

蒸しあがったものに、砂糖を加えてます。この時に食紅を加えました。混ぜていくと、キレイな桜色に。その生地に、餡子を包んで形を整える。最後は、葉で包んで完成です。

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葉の塩味と餡子の甘さがいい塩梅となって美味しく出来上がりました。初めて作った桜餅。娘も嬉しそうに頬張っていました。

 

姫路フード

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お昼ご飯は、駅前の御座候で担々麺とジャンボ餃子をいただきました。御座候は、回転焼だけじゃないのです。工場と姫路駅前では、ラーメンと餃子を食べることが出来ます。僕にとっては、懐かしの味。帰ってくる度に食べたくなるものの一つです。

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おやつに商店街に新しく出来たたい焼き屋さんのたい焼きを食べました。米粉のたい焼き。期間限定の桜餡は、とても美味しかったです。

 

姫路の歴史

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兵庫県立博物館にも立ち寄りました。

少し前にリニューアルされた博物館です。

姫路に住んでいながら、入ったことがなかったと思います。常設展示として、姫路の歴史、姫路城の歴史、そして昔から現在までの暮らしが展示されていました。

 

寺院や観音像の変遷は興味深いものでした。そして、姫路城の改修の様子を記録した映像には感動しました。過去の職人さんの記録を紐解きながら、解体したものをもう一度組み立てていく様は、凄まじいものでした。今回見たのは、昭和の改修作業でしたが、平成の改修でも同じようなことがされていたと思います。歴史を受け継いでいくことの偉大さをマジマジと感じました。

 

まとめ

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博物館には、状態のよい昔の道具が多数展示されていました。娘は、初めて見るものに驚いていました。ものを残していく。これは、歴史を繋いでいくことです。教科書や映像では味わうことのできないものが、実物にはあります。
ここには、昭和後期のおもちゃとして、ファミコンビックリマンシールも展示されていました。自分が遊んだものが、もう博物館で展示される年齢になったんだとしみじみ思いました。

来年度も色々な土地を訪れて、社会科の授業で活用するとともに、自分の学びを深めていきます。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。