眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

覚えておかなくていいんだよ、忘れてくれ。

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自分の言った言葉を覚えてくれている。

これは、嬉しいことです。

一方、言った本人は覚えていない場合もあります。受け取った側は、印象に残ります。発信した方には、あまり記憶に残っていない。よくある事です。それは、受け取った側は、自分の中にインプットしたわけですから、自分の中へ強く言葉が残ります。発した側は、その時によく考えて発した言葉ですが、自分から出た瞬間にそれは、自分のものではなくなります。故に、記憶から遠ざかってしまうのです。

いわゆる、名言として残っている言葉も言った本人にとっては、記憶に残っていないことが多いでしょう。言葉の重みを感じる取るのは、受け手だから。

「いいことを言うぞ!」と意気込んで発した言葉ほど、相手には響かないものです。

 

「以前、・・・と言っていましたよね。」

この言葉が、僕を困らせます。言ったことなんて殆ど覚えていないわけですから。

だから僕は、書くのです。書いていれば、記録残るので。でも、そんな名言を書いて残せる程の力量はないのです。それでも、僕が綴ったブログの言葉が誰かの参考になって欲しい。

 

そんな1001件目の記事でした。

今日も読んで下さり、ありがとうございます。

1000のバイオリン

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ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
楽しい事をたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に
おもしろい事をたくさんしたい

さて、2014年1月6日から書き始めてきた「眼鏡のカガヤキ☆」もこの記事で、1000件を達成することができました。

約9年、日々の出来事を記してきたわけです。授業実践や仕事のことなど主に教育に関することを書いてきました。その他にも、音楽や本、我が子のことなど私の日常を綴ってきたつもりです。

有難いことに、読んでくださる方も増えております。自分の文章が、誰かの役に立っているのかと思うと嬉しいです。最近では、リアルに出会う方も読んでくださっているので、直接記事に対してコメントがいただけるので、励みになっています。

1500、2000と内容を充実させながら、書き続けていきます。今後とも、眼鏡のカガヤキをよろしくお願いします。

映画「アントニオ猪木をさがして」

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10月9日、スポーツの日。

今日は、久しぶりの何もない1日です。

映画を観て来ました。岡南シネマタウンへ。

新日本プロレス創立50周年企画映画「アントニオ猪木をさがして」

アントニオ猪木が亡くなって1年というタイミングでの公開です。「これは観たい!」という気持ちで今日映画館へ足を運びました。

 

圧倒的な存在感

僕が、プロレスに対して最も熱狂していたのは、中高生の時です。それは、1994年から2000年くらいです。新日本プロレスでは、闘魂三銃士が盛り上がり、アントニオ猪木の引退。橋本真也小川直也の1.4辺りでした。その後は、プロレスよりも総合格闘技を見るようになりました。

リアルタイムの猪木の試合は、引退ロードからです。ムタ戦での毒霧を喰らった顔。ドンフライ戦でのグランドコブラでのフィニッシュ。猪木が全盛期は映像や写真でしか観ていません。

それでも、アントニオ猪木という存在。圧倒的でした。猪木に関する逸話の数々。

どこまでが真実か分かりませんが、とにかく話題性があり、しかも強くてカッコいいスーパースターだったことが良く分かりました。

 

言葉の魔術師

「元気ですかぁー!」

「元気があれば、何でもできる。」

「1・2・3・ダァー!」

アントニオ猪木の魅力は、強さだけでなく、彼が発する言葉にもあります。

元気があれば、何でもできる!

当たる前なんだけれども、弱っている時にこそ、この言葉の本当の意味を感じずにはいられません。試合での動きで、お客さんを魅了するだけでなく、マイクを持って発する言葉でもお客さんをワクワクさせてくれました。時には、暴動が起こるようなこともありましたが。やはり、猪木の考えていることに、皆が反応する。それだけ影響力の大きい人物だったのでしょう。

 

その意思を継ぐもの

劇中では、新日本プロレスの棚橋弘やオカダ・カズチカが登場していました。棚橋は、猪木に憧れて新日本プロレスに入門し、プロレス低迷期を支えて、乗り越えた功労者です。猪木という存在の大きさを一度捨てて、新日本プロレスを今のように立て直した。だからこそ、今猪木の存在を受け入れられるようになっているのでしょう。加えて、今の若手は棚橋に憧れてプロレスラーとなっている。時代は繰り返されているのです。

 

映画の感想

プロレスを知らなくても、アントニオ猪木という人物の凄さが良くわかる映画になっていると思います。近い将来、歴史漫画で「アントニオ猪木」が図書室に並ぶ日を待ちわびています。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

暦を感じる

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秋分の日が過ぎ、朝晩が一気に涼しくなりました。ついこの間まで、エアコンをつけないと寝苦しかったのが、嘘のように思えます。

 

中秋も過ぎました。今年の中秋は、9月29日(金)でした。そして、満月。ポケモンSleepもこれに合わせて、イベントが開催されました。キレイなお月様を眺めることができました。

 

日本には、暦や季節を感じる言葉が数多くあります。目まぐるしいスピードで年月が過ぎていますが、少し立ち止まって、それを感じること大事じゃないかと、年を重ねる度に思います。

 

夜空を見上げて、星や月を見る。

遠くの山を見て、色づきを感じる。

近くの木々の葉っぱの色を見る。

夜の虫の音を聞く。

泉谷しげるの「春夏秋冬」の1節です。毎日があっという間に過ぎてしまう。バタバタと聞こえてくるような忙しさ。自分は、一体何をしたいのかなと思ってしまう今日この頃です。流れ去っていく日々に虚しさを感じています。かと言って、何もしていないわけではないのですが。ひとり会議の時間を捻出することが今の自分に必要なのでしょう。視野が狭まっているし、疲労が溜まっています。明日は、お休み。

見たかった映画を見に行く予定。後は、ダラダラするのでなく、ひとり会議の時間を取ろうっと。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

Bye bye September

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8月末から2学期が始まり、ようやく1ヶ月が終わりました。「予定外」の忙しさとなり、特に今週はそれに輪をかけた忙しさだったので、怒涛の1週間だったという感想です。

そんな9月も今日でお終いです。

日中は、30℃を越え、ずっと残暑のような感じですが、明日から10月です。2023年も100日を切ったので、もう一度気持ちを引き締めて、経験値を貯めて、レベルアップしていきます。

まりやさんのSeptemberは、今聴いても色褪せないどこか異国を感じさせるイントロですね。

大好きな1曲です。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

準備が一番楽しい

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9月も下旬となりました。

大学と併設する勤務校。

徐々に、最寄駅にいる学生数が増えて来ました。10月から後期の授業が開始されるのでしょう。大学生は、夏休みが長いですもんね。かれこれ、20年前の記憶を手繰り寄せながら、今日は記事を書きます。

 

準備に注ぐエネルギー

秋と言えば、学園祭シーズンです。

学生時代、大学祭実行委員会に所属して、祭を運営していた身からすると、思い出深い時期となります。大学祭を運営すると聞くと、華やかで楽しそうな雰囲気があるでしょう。

 

しかし、母校の大学祭は、当時はそうではなかったのです。1960年から1970年に起こった学生運動の名残りを受け継いだまま、自治会組織の復興を目的とした大学祭の開催だったのです。故に、大学祭を開催するかどうかということ自体を学生に問うような活動もしていました。大学正門に立ってビラ配り。何百枚と配っていました。「この人は貰ってくれそう」と分かるくらいに。

 

そんな目的に縛られていたのは、実行委員会とそれに関連する団体くらいで、関係のない学生は、純粋に模擬店を出して儲けようとか、どんな芸人が来るのかという事を楽しみにしていたことでしょう。

 

僕自身は、企画局というところに所属して、イベントの企画、運営に携わっていました。クイズ大会を主催したり、プロミュージシャンのライブを運営したりと大学生実行委員会企画を行っていました。この頃から、規模を問わず、イベントを行うことが好きだったのです。

 

集客するために、友達に声をかけたり、学内でビラを配ったり、それはそれは準備に力を注ぎました。SNSがない時代、アナログな方法でしか情宣ができなかったのです。

 

始まったらすぐ終わる

今思えば、準備期間が一番ワクワクしていました。本番なんて、あっという間。終わったら、やり切った達成感だけ。達成感のためにどこまで準備できるかだと思います。「あぁ、これしとけば良かった」と思うこともありましたが、基本的には、終われば全部OK!という感じでした。その前提として、OKを出すために準備に力を注いでいました。これは、今も一緒です。

 

朝晩が涼しくなってきた今日この頃。

祭りの季節が近づいて来ました。

準備が楽しいから、本番も楽しい。

そして、祭りの後は寂しい。

 

2023年の残りも幾つかイベントがあります。

寂しさを感じられるように、準備をしたいと思います。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

「4年振り」の開催

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今年は、アフターコロナという事で、様々なイベントが4年振りの開催となっています。大きなお祭り規模のものから、町内の夏祭り、学区の行事と言った地域密着のものまで。特に地域の行事の再開が、なされているのではないでしょうか。

 

地域のつながりが薄くなってきているところに、コロナがやって来ました。3年間中止になっていたものを再開させるには、かなりの力が必要です。コロナを通して変化した価値観、そして運営方法。これらをアップデートするのに、大変なものに関しては、消滅してしまったものもあるかもしれません。現に、僕の住んでいる学区での夏祭りは、完全に消滅してしまいました。運営をしている方々の高齢化、それを受け継ぐ人材の不足など、様々な問題が絡み合っているかと思いますが、夏祭りを楽しみにしている子供たちにとっては残念なことです。かと言って、日中働いている僕たち世代が、そこまで動けるかと言われると難しいわけです。どうしても、地域の行事は年配の方の力添えがないと成立していない地域が、殆どだと思います。

 

今年は4年振りに学区の運動会、そして秋祭りが再開される予定です。僕は、競技役員として、運動会に参加します。運営に関わる事を頼まれると断れないところは、学生時代から変わっていない所です。今日は、その打ち合わせに、19時30分から、近所の公民館へ出かけました。「例年通り」が通用しなくなった4年振りの再開。長い説明に少々苛立ちを覚えましたが、仕方ないのかなとも思いました。何せ、初めて関わる人が多い訳ですから。ここからまた、新しいものが積み上がっていって欲しいと思います。ちなみに、僕は、4年前も役員をしていましたし、今回で4回目くらいだと思います。

 

折しも、来週から4年生の社会科で、「地域の伝統文化や歴史的建造物」について学習していきます。教材としては、西大寺会陽(はだか祭り)や津山城、備中神楽を扱います。地区の運動会と歴史や規模は違いますが、誰がどのように続けているのか調べていきたいと思います。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。