眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

準備が一番楽しい

f:id:meganenokagayaki:20230925224028p:image

9月も下旬となりました。

大学と併設する勤務校。

徐々に、最寄駅にいる学生数が増えて来ました。10月から後期の授業が開始されるのでしょう。大学生は、夏休みが長いですもんね。かれこれ、20年前の記憶を手繰り寄せながら、今日は記事を書きます。

 

準備に注ぐエネルギー

秋と言えば、学園祭シーズンです。

学生時代、大学祭実行委員会に所属して、祭を運営していた身からすると、思い出深い時期となります。大学祭を運営すると聞くと、華やかで楽しそうな雰囲気があるでしょう。

 

しかし、母校の大学祭は、当時はそうではなかったのです。1960年から1970年に起こった学生運動の名残りを受け継いだまま、自治会組織の復興を目的とした大学祭の開催だったのです。故に、大学祭を開催するかどうかということ自体を学生に問うような活動もしていました。大学正門に立ってビラ配り。何百枚と配っていました。「この人は貰ってくれそう」と分かるくらいに。

 

そんな目的に縛られていたのは、実行委員会とそれに関連する団体くらいで、関係のない学生は、純粋に模擬店を出して儲けようとか、どんな芸人が来るのかという事を楽しみにしていたことでしょう。

 

僕自身は、企画局というところに所属して、イベントの企画、運営に携わっていました。クイズ大会を主催したり、プロミュージシャンのライブを運営したりと大学生実行委員会企画を行っていました。この頃から、規模を問わず、イベントを行うことが好きだったのです。

 

集客するために、友達に声をかけたり、学内でビラを配ったり、それはそれは準備に力を注ぎました。SNSがない時代、アナログな方法でしか情宣ができなかったのです。

 

始まったらすぐ終わる

今思えば、準備期間が一番ワクワクしていました。本番なんて、あっという間。終わったら、やり切った達成感だけ。達成感のためにどこまで準備できるかだと思います。「あぁ、これしとけば良かった」と思うこともありましたが、基本的には、終われば全部OK!という感じでした。その前提として、OKを出すために準備に力を注いでいました。これは、今も一緒です。

 

朝晩が涼しくなってきた今日この頃。

祭りの季節が近づいて来ました。

準備が楽しいから、本番も楽しい。

そして、祭りの後は寂しい。

 

2023年の残りも幾つかイベントがあります。

寂しさを感じられるように、準備をしたいと思います。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。