眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

若手の成長

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いつまでも自分が若い。

気持ちの上では、ずっと大学生気分です。

でも、先生になって、15年が過ぎました。

職場では、上から数えた方が早いのです。

うちの職場の平均年齢は、公立小学校と比較すると、随分若いです。しかも、外国人が6人いるので、多様性に富んだ環境です。

 

開校6年目の新設校なゆえ、伝統や歴史はありませんが、革新性やチャレンジ精神は、凄まじいものがあります。それは、今まさに歴史を創っている。自分達がしていることが、後々に引き継がれていくものになる。そのようなものを生み出しているように思えます。

 

それは、特別な行事だけでなく、日々の授業でもです。いや、日々の授業こそより良くなっているように思えます。

 

授業が一番の武器

僕は、初任者担当をさせてもらっています。

今年で、3年目です。

指導する立場として、充分なことが出来ているとは、到底思いません。僕が、いつも伝えていることは、これです。

授業を聞いてくれないとか、子供が真剣に話を聞いてない原因を子供に向けるのは、芸人さんが、客が笑わなかったのは、お客さんさんにセンスがないからだ。

こう言ってるのと同じです。やはり、自分の準備や技量が足りないから、子供が興味を持ってくれないと思うのです。勿論、若いうちは、技術がなく、苦労することは、あります。それでも、「どうすれば、自分の話に耳を傾けてくれるのか」ということに注視して、授業をしていく先生は、確実に素晴らしい授業をするようになるのです。これは、技術的な側面もありますが、大きくはマインドです。マインドが、技術を磨くのです。

 

それをいつまでも、子供のせいにする。

聞かないのは、子供が悪い。

そこに留まっているのは、成長ありません。

 

指導が伝わる喜び

3年前、初任者担当で指導した先生達が、今では担任をしています。格段に、板書や授業展開上手なっています。僕自身が、取り入れたいなぁと思うことまでしています。また、学年をまたがるような行事でも、場を創って子供たちを惹きつけて、話せるようになってきました。

 

ここは、管理職も評価してくださいました。

若手が育っている。

僕にとっては、これが一番の喜びです。

自分がやったことが、上手くいく。

これも嬉しいですが、今はある程度は何とかなるのです。それよりも、若手がもがいて一生懸命考えたことが上手くいった方が、何万倍も嬉しいのです。

 

そんな嬉しさに、この所出会う機会が多くあります。自分のクラスの子供の成長も嬉しいですが、それ以上に嬉しいのが若手の成長です。今の僕には。

 

トットと、自分を越えて欲しい部分と、自分も切磋琢磨していく。この両面を抱えています。

僕は、チームの力を高めていきたい。最高のそして最強の集団になりたいのです。

 

なにはともあれ、若手が、むっちゃ成長していることに乾杯をして、今日もビールを飲んでいるそんな僕です。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。