毎日、追われているような感覚です。
忙しいです。そんな時こそ、集中力が求められるような気がします。
今週は、休みモードから授業モードへの変換の1週間でした。運動会が間近に控えているので、余計にバタバタしている感じです。授業に向けて、準備・実践・改善のサイクルを回していく。小学校の先生の場合、複数の教科を授業するために、準備時間というものが必然的にかかってしまいます。そのために授業準備を指導書へ頼ってしまいます。それが、悪いのではありません。自分が指導する教科を全て自分で納得するまで考えることは、物理的に困難です。
僕自身、日常行なっている授業の単元目標やざっくりした流れは、指導書で示されているものを活用しています。教科書会社が、数年かけて考えてきた授業モデルです。それを活用する方が、より良い授業になると思っているからです。
そして、指導書をベースに授業を組み立てることは、若手にも推奨しています。しかし、指導書を引用して授業を組み立てているのにも関わらず、授業に違いが生まれてしまうのはどうしてなのでしょうか。それは、厚みによるものだと思います。
厚みとは、その人が持っている知識や技術と言った経験です。同じ題材で同じ授業展開を予定していたとしても、トピックや活動内容をつなぐ場面で、どのような言葉をかけるのか、どんな活動を盛り込むのかによって流れは大きく変わってきます。
その場の子供の反応や新たな取り組みなど、何をどう取り入れるかが問われているように思えるのです。
昨日と違うことをしてみよう。
この気持ちを持って、授業を作っていくと、良くなっていくのではないでしょうか。
自分では、変化に気づかないことも、他人に見てもらうことで分かることはたくさんあります。とにかく、準備を怠らない。これに尽きると思います。
今日も読んでいただき。ありがとうございました。