眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

ハルセンその3

春から先生になる若者に向けて定期的に役立つアイデアや考え方、オススメのものを紹介していきます。

今日のハルセンは、話し方です。

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3種類の言葉

授業中で、教師が発する言葉は、3種類に分類されると言われています。それは、「発問・説明・指示」です。ICT技術が進んだとはいえ、授業を組み立て、導くのは、教師の役目です。

優れた動画コンテンツや目を引くスライドは、おまけです。やはり、教師の話術があってこそです。しかも、話術を磨くことこそが、授業力の向上になると思っています。なぜなら、アナログな部分は、一気に変化が起きないからです。

 

今出来ることは、説明力アップ

講師をされている先生は、現在も授業をされているので、発問も指示も意識をしてレベルアップ可能です。

しかし、学生の方でも講師の方でも一番に身につける必要があるのは、説明力です。

手順を説明したり、気をつけることを説明したりする。教師が発する言葉の多くは、説明に関するものです。これを、簡潔に分かりやすく伝える。このスキルが身につけば、必然的に授業の質も向上します。

鍛える方法は?

説明力を鍛えるためにお勧めは、取扱説明書を音読することです。何故なら、トリセツは多くの人が分かるように書かれた文章だからです。

これを基に、読んで説明する。さらに、話した音声を録音する。聞き返すことで、口癖を把握することができます。

 

ゴールは?

取扱説明書を音読することで、端的に手順を説明する文章をインストールできます。これは、自分が話す時も、短く、流れに沿って、気持ちを込めて話すために必要な力となります。

 

ここから、さらに一歩踏み込むのであれば、

自分の声を録音して、聞き返してみましょう。

講師の方は、自分の授業を撮影してみる。

「えーっと、あのぉー、」の多さにびっくりすることでしょう。これらの繋ぎ言葉は、意識すると改善されます。一度、録音されることをオススメします。

 

話術は、教師の最大の武器となる。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。