『スイミー』の授業を始めました。
2年生を初めて担任しているので、スイミーの授業も初めて行っています。初めての教材を授業するのは、ワクワクしますね。物語を読みながら、色々と考えていきます。僕は朱書きの指導書よりも、子供同じものを読むようにしています。その方が、余計な情報がなく、シンプルに読むことができるからです。そして、考えていることは、何を問いかけて子供たちに考えさせるのか。ここに尽きます。細かい流れは、その場でつくっていきます。
5つのポイントをおさえる
物語文の授業の1回目は、物語文の5つのポイントを見つけるようにしています。5つのポイントは、こちらです。
- 登場人物
- 時(時間帯や季節)
- 場所
- 出来事
- 登場人物の気持ち
初回の授業で、本文を一通り読んだ上で、5つを見つけていくのです。前回の物語文である『ふきのとう』で同じ活動をしていたので、混乱することなく、子供たちは、5つのポイントを意識して、文章を読んでいました。
まとめ
2年生の文章では、登場人物がたくさん出てくるなぁという印象です。ただし、台詞は多くない。だからこそ、誰が言ったのかを把握させる必要があります。
出来事を通して、主人公がどのような気持ちになったのかを見つけることも大切です。直接的に、「さびしい」とか「元気を取り戻した」という表現が示されています。ただし、その言葉だけで終えるのではなく、状況の様子からスイミーが考えを創造させていくことが非常に大切だと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。