アーノルド・ローベル作『お手紙』の授業が終わりました。授業記録として、実践を綴っていきます。
物語の5つのポイント
物語文の学習の場合、1番最初におさえることは5つのポイントです。
- 登場人物
- 時
- 場所
- 出来事
- 気持ち
この5つを1時目でおさえるようにさせます。ここでは、深く考えさせるよりも全体を捉える程度に留めます。本文を読む時に、この5つを見つけるために読ませることで、読む目的がはっきりします。
読んだあとは、5つを確認していきます。出来事に関しては、時系列に沿ってまとめるようにすることで、より物語の内容が捉えやすくなります。気持ちは、まだ分からない所もあるかと思いますが、この時点で分かる気持ちを子供たちから、聞きました。
読んだ感想
今回は、読んだ感想を書かせました。
お手紙を読んで・・・と思いました。
なぜなら、・・・だからです。
書き方を指定して書かせました。通常は、内容を理解しているのかどうか測るために、物語の概要を書かせることをしていますが、授業をしている感触として、内容はある程度分かっていそうだったので、感想を書かせることにしました。面白いとか悲しいとか良かったなどの感想があがり、そこに理由を書かせる。同じ感想でも理由が違うことを共有して、1時間目の授業は終わりました。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。