いつもチェックしているブログで紹介されていたので、購入しました。
嬉しいです - ちょっとCOFFEE BREAKしませんか?
今の僕の状態を回復させるヒントがあるかなと思いながら、読んでみました。この本から僕が学んだことを3つ紹介します。
①手放す
学校の先生は、仕事の量がとにかく多いです。
一番時間をかけたい「授業準備」が後回しになってしまうことがザラにあります。「やらないといけない」とか「やるべきだ」と自分の中で思い込んでしまっているものあるはずです。著者であるゆきこ先生は、このように言われています。
自分が「やらなきゃ」と思っている仕事の中でも手放せることを探し、小さいことから手放す。
僕には、ありそうです。自分がやりたいと思って始めてきたことの積み重ねが今。でも、今となっては、本当に必要なのかな。そう思うことが、幾つも思い浮かびます。
いきなり全てを手放すことは、難しい。でも、手放せそうなものにあたりをつけて、使用期間を設けながら見直すことをやっていこうと思います。贅肉を削ぎ落とすような感覚ですかね。
②全体をゆるく
これは、ゆきこ先生と同じように出来ています。
学級経営に関する考え方です。
「絶対やっちゃダメ」という大きい柵以外は、全体をゆるく見渡せる学級経営にしていこう。
ガチガチのルールで縛られることが、嫌だったので、この考えは若い時からありました。若い時から出来ていたわけではありませんが、経験を重ねるうちに、輪郭が見えて来たように思えます。
それは、自分の引き出しが増えてきたからでしょう。ゆきこ先生も、「たくさん学んで、自分の持ち札をたくさん持つ」というように言われています。
手持ちのカードだけで、やり続けることは難しい。
学び続けることが、やっぱり大事だなと思いました。
③自分自身に活かす
保護者との関係で悩んでいる先生も多いかと思います。特に、若い先生の場合、自分よりも年上であることが多い保護者とのやり取りは大変ですよね。僕もそうでした。今でもそうですが、至らない点があった時に、ご意見いただきます。
内容自体はしっかり受け止めて対応する。
それ以上でもそれ以下でもない。
保護者からのいただいた言葉で、自分が全部悪いというように捉える必要はありません。考え方や捉え方が違うこともあります。落ち込むよりも、これからの自分自身に活かしていけばいいのです。
若いうちは、たくさん失敗すればいい。
その失敗を活かして、成長する。
それを、後輩へ伝えていく。
僕はそうしてきました。
④まとめ
僕は、限界を越えてしまい現在休んでいます。
中には、無理して頑張っている先生もたくさんいるでしょう。休めば、迷惑をかけています。
でも、その前にたくさん迷惑を処理してきたから、休むことになっていると思っています。
だから、お互い様です。
この2週間、違う職場に移ることも考えてきました。
しかし、今の仕事に「ある」ものへ目を向けようというゆきこ先生の言葉で、前向きになれました。
今の職場でできることは、まだまだあります。
学校がしんどい先生には、是非読んで欲しい1冊。
そして、悩んでいる人の声を繋げて、「先生」という仕事が、より良くなって欲しいと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。