すがたをかえる大豆の授業が終わり、次の単元へ入りました。今度は、物語文です。李錦玉作・朴民宜絵の『三年峠』です。
面白いって何だろう?
この物語の目標は、面白いと思うところを紹介しようです。ということは、読んでいく中で面白いところを見つけることが必要です。
まず、物語を読む前にしたことは、面白いという言葉を定義づけることです。なぜなら、面白いの定義がずれていると、見つけていく活動の時にポイントがボヤけてしまうからです。
面白いとか楽しいとか誰もが分かる言葉ほど、その場でどういう意味を持つのか共通認識する。これは、合意形成をはかっていく話し合いに於いても重要なことです。
さて、子供たちに「面白いって何だろう?」と投げかけてみました。子供たちから出た意見は、ちょっと笑えるとか可笑しいでした。そこから辞書を引かせて、面白いの意味を調べました。すると、心が惹かれる、興味深いという意味が見つかりました。
ですから、これらの意味を面白いと捉えて物語を読んでいくことに決まりました。
一文で表そう!
面白いの定義が決まったところで、私が物語を最後まで読みました。その後、どのくらい内容が分かったのかを知るために、物語を一文で表す活動をしました。一文で書くために必要な要素を確認していきます。5W1Hですね。
おじいさん・三年峠・秋・トルトリ・おばあさん・転んだ・・・などの言葉が出てきました。
そこで出来上がった一文が、これ。
秋のころ、おじいさんが、三年峠で転んだが、トルトリがなおしかたを教えてくれて、おじいさんがまた三年峠で転んでおばあさんと長生きした話。
物語の内容を要約してこの授業は終わりました。次からは、場面ごとに読んでいきます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。