眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

僕には見えていなくて、彼には見えたもの

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9月になりました。

今日から、2学期スタートの学校も多いでしょう。

新型コロナウイルスの影響で、2学期開始が延期された地域や分散登校を行なっている地域もあるかと思います。感染力の強いデルタ株が、猛威を振るう中での2学期の開始です。子供、保護者もナーバスになっていますが、私たち教員もやるせ無い気持ちで、働いています。

 

未来を見据えて

勤務校は、全学年でタブレットを活用した授業が、数年前から展開されており、私たち教員の活用能力及び子どもたちのICT機器への順応力は、非常に高いものがあります。昨年度経験していますが、もし仮にオンライン授業に切り替わったとしても、学年団で協力して、授業配信を滞りなく進めていける自信があります。実は、そのくらいどの教員も授業でのICT機器活用に対して、肯定意見を持っています。

 

さて、先日初任者研修を行っている時に、質問をもらいました。

「Jam boardを授業で使ってみたが、使い方が浸透せずに十分に活用することができなかった。子供たちが、スムーズに使うための手立ては、ありませんか?」

 

1学期末に、僕もJam boardを活用してみました。

でも、同じように指示が通らずにカオス状態になったことがありましす。具体的には、他人の書いた付箋を勝手に移動させたり、消去したりすること。訳もなく、カーソルを動かして、苛立たせる子供がいるというものです。

 

僕が、彼にアドバイスしたのが、一枚のシートに参加する人数が多いから、混乱するのではないだろうか。ということです。でも、もう少し解決する方法があるだろうと思い、友人のyoutubeを一緒に視聴しました。

 

 

 

ここに「Jam boardの共同付箋ワークがカオスになるのを一瞬で防ぐ方法」という今まさに解決方法を求めていた動画がアップされていました。早速、見てみると、非常にシンプルな方法が示されていました。もう少し突っ込んだ話を聞きたかったので、その場で、友人に連絡を取ったところ、相談にのってくれたので、ビデオ通話でうちの初任の先生の相談にのってもらいました。

 

どうやら、Jam boardカオスは、誰しもが通る過程であり、動画で紹介されていた方法を活用することに加えて、とにかくJam boardを使う事が当たり前になるくらい、日々の隙間時間を利用して、練習するのが良いとのことでした。

 

なるほど。

カオス状態から逃げちゃダメなんですね。

その言葉を友達からもらった時に、腑に落ちました。途中で諦めたら、ダメなんだということを。

 

早速、今日から僕の学年では、隙間時間にJam board で遊んで慣れることを設けました。自分の付箋が勝手に動かされてしまうようまことがあって、子供たち同士が揉めていても、「カオスになるのは、通過点」と考えられるようになったので、温かく見守ることが、今日は出来ました。それは、隣の相担も同じだったそうです。

 

1学期に、Jam boardが使いづらいと思い、2学期の頭に使うことを躊躇していた自分。初任の先生からもらった質問で、できないことから逃げずに、詳しい人に聞くことをした結果、大きなリターンがありました。

 

Jam boardを学年で使い倒して、活用していきます。

ちなみに、授業でのICT活用のヒントを紹介しているYouTubeチャンネル、MIEE MAETAのお気軽ICT活用は、要チェックです。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。