眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

新教材【詩の工夫を楽しもう】

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3学期が、1月6日から始まりました。

国語の教科書(光村)では、学期始めに詩を学習することになっています。3学期は、「詩の工夫を楽しもう」という単元です。

 

どんな工夫があるのかな?

この単元では、6つの詩が紹介されています。

一度読んで、工夫が見つかるものもあれば、なかなか見つけることが難しいものもありました。

 

例えば、言葉の繰り返しがあってリズムが良いものは、読んで楽しめる工夫。階段状に言葉を並べて階段に見立てたり、「へ」を並べて波を表現したりする。見て楽しめる工夫

これらは、子供たちもすぐに見つけることができました。

 

一方、読んでもどこに工夫があるのか分からないものもありました。それは、折句(アクロスティック)です。各行の頭文字を続けて読むと、言葉が隠されているものです。

最初の文字を右から左へ読んでごらん。

そう伝えると、「わぁ、すごい!!」

「かたつむり」という言葉が出てきました。

これは、見つけて楽しめる工夫です。

 

さ、ひっくり返り返そう

  • 読んで楽しめる工夫
  • 見て楽しめる工夫
  • 見つけて楽しめる工夫

これらを学んだ後に、百貨店そごう・西武が2020年お正月に出した広告を紹介しました。

広告のタイトルは、「さ、ひっくり返そう」

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頭から読んだ時と、最後から読んだ時で意味が変わる。これまた、凄い工夫です。子供たちもその凄さに驚いていました。

言葉には、力がある。短い詩だからこそ、言葉を慎重に選んで伝えているだよ。そう伝えました。

次回は、自分の名前を頭文字にして詩を作ることを伝えてこの授業は、終わりにしました。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。