眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

ハルセンその8

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春から先生になる若者に向けて定期的に役立つアイデアや考え方、オススメのものを紹介していきます。

今日のハルセンは、教材研究です。

 

指導書通りは、良くないの?

小学校の先生は、複数の科目を指導します。

どの科目の授業も大事です。

でも、全ての授業に全力投球のような準備をしていては、身体を壊してしまいます。

 

そうならない為に、指導書に頼りましょう。

指導書通りの授業というのは、マニュアルに沿ったようなイメージなのか手抜きのように思われがちです。決してそんなことはありません。

 

何故なら、指導書というものは、教科書会社が、教科書を編纂されている先生と協力して、モデルとなる授業を提案しているので、考え込まれた授業案なのです。

 

指導書を読み込むほど、その凄さを感じます。

そして、書かれているように授業をしてみる。

これが、大事なのです。

 

上手くいかないから上達する

指導書通りに授業を行い、書かれているような反応が子供たちから返ってくる。

なんてことは、殆どありません。

ほら、やっぱり指導書の授業は良くない。

そうではなく、違う反応を掘り下げることが大事なのです。どうして、そうなったのか。

 

自分のクラスの実態に合った活動ではなかったのではないのか。または、伝える順番が違ったのではないのか。要因を洗い出して、自分なりに考察しましょう。そこから、少しずつ変えていく。

 

指導書通りやって、上手くいく。

そんな訳はないのです。

上手くいかないから、考える。

そうやって、取り組むからこそ上達する。

技術を磨くとは、そういうことだと思います。

授業は、テクニックではなく、スキルです。

インプットした事をアウトプットしないと、上達しません。インストールするだけでは、いけないのです。

 

まとめ

まずは、指導書に頼りましょう。

その中で、深めたい科目を1つ見つける。

その科目を中心に、教材研究を行う。
それを毎年行う。

すると、5年経てば、どの科目でも高い水準で授業を行っていける土台ができます。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。