眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

点数が取れないから嫌いにならないで

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「社会科は好きだったけど、テストで点数が取れなくて嫌いになったんです。」

この言葉は、先日オンラインでお話をしている時に出てきたフレーズです。学生時代って、テストで点数が取れないから嫌いとか苦手というように考えてしまうことがありますよね。テストで点数取ることが、学習と思わせてしまっている学校教育の責任、そして受験制度の問題があります。

 

本来、「知らなかったことを知ることができた」や「出来なかったことを学んで、出来るようになった」という体験が学びなのです。それは、幾つになっても変わらないことで、正しく生涯学び人なのですが、日本の場合、点数や偏差値を重視するがあまり、「学ぶのは学生、大人は学ばなくてもいい」みたいな歪んだ考えがありように思えます。

 

僕自身、歴史が好きで大学では、歴史学科に進学しました。ただ、僕の好きは歴史学科へ進学して学ぶ程ではなかったようで、「学生時代は学科を間違えたなぁ」と思っていました。

 

それでも歴史は好きで、未だに歴史に関する書物は良く読んでいます。さらにPodcastでも歴史に関する番組を毎週聴いています。明らかに学生時代よりも知識は増えているし、楽しく学んでいるように思います。

 

また、天体についても大人になってからの方が興味を持っているように思います。はじめに、授業をするから、知識が必要となり、学ぶ。そして、知識が増えるから、星空を見ると、星座が分かる。さらに、分かるから、興味に湧く。このようなサイクルが回っているように思えます。最近は、ホーキング博士の書かれた小説にハマっています。

 

どのくらい学んだことが定着しているのかを測るのが、テストです。点数が取れたに越したことはありませんが、「点数が取れないから苦手」ではない。これは、子供たちに常に伝えていかないといけないし、僕たち教師もテストの点数だけ評価をするようなことがないようにしないといけません。

自分が興味がありことをどんどん調べていく。それが学びです。僕は、子供たちの興味があることをもっと広げられるお手伝いができるようになりたいです。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。