眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

D-project香川夏セミナー2日目

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宿泊をして、2日間連続セミナーを受けるなんて何年ぶりだろう・・・。やっぱ、リアルセミナーは刺激があっていいよねぇ。というテンションで書いた1日目の内容はこちら。

 

 

私学の場合

2日目の実践発表は、私学の実践発表がメインでした。私学の場合、端末の調達や設定、教職員への研修などなど学内で計画して実施していく必要があります。学校全体で、ICTを活用しながら21世紀型の授業を創って行っているのがよく分かりました。同じ立場にあるので、自分達が学校を創っていくんだという気持ちを高めつつ、助け合いながら取り組んでいるのだろうなと感じました。

 

デジタル・シティズンシップ教育

鳥取県デジタル・シティズンシップエデュケーターである今度珠美さんによるデジタルシティズン・シップ教育に関する講演及びワークショップに午後から参加しました。デジタル・シティズンシップは、今注目されている考え方で、日本における情報モラル教育のように、「ネットは危険。だからネットは出来るだけ使用しないようにしよう」というネットに対する危険性を前面に押し出したものではありません。

ざっくり言うと、ネットは便利なものだけど、使い方を間違えると危険なことに巻き込まれてしまう可能性がある。だから、知識を学んで、良き使い手になっていきましょう。という考えです。

一方的に伝えるのでなく、子供たちに考えさせて、決めていく。そして、保護者も一緒に考えるものです。欧米では、幼稚園からデジタル・シティズンシップ教育を行っているようです。

 

Commonsenseのサイトには、教材動画や指導案などがアップロードされているので興味のある方は、ご覧ください。英語ですが。昨年度は、NHK for Schoolの「スマホ・リアル・ストーリー」と併用して、Commonsenseの動画教材を児童たちに見せました。勤務校は、イマージョン教育を行なっているので、字幕がなくても内容を理解していました。

 

まとめ

メディアとどう向き合うのか。

これは、学校と家庭と地域が連動して取り組まないと進んで行きません。メディアの時間をゼロにするような取り組みは、現実的ではありませんよね。

大人も知らないから、分からない。そうではなく、一緒に学んでいく姿勢が求められています。

デジタル・シティズンシップ教育を年間通して、系統的に校内で実施していけるように夏休み明けに考えていきます。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。