どうぶつ園のじゅういの授業実践第5弾です。
この授業は、研究授業として公開しました。
前回のにほんざるに薬を飲ませる仕事を終えて、午後へと進みます。
お昼過ぎ
続いての動物は、ワラビーです。
歯茎が腫れているようで、治療が必要だと言うことを飼育員さんから連絡受けました。歯の治療。
人間も歯医者さんに行くことを嫌がる人が、結構いますよね。どうやら、ワラビーも同じようです。治療をする際、痛くて暴れる可能性があるので、3人の飼育員さんに抑えてもらいながら治療をしていました。言葉が通じる訳ではないので、ワラビーを宥めることも難しいものです。ただ、ワラビーはおさえられながらも、顔をよく知っている獣医さんに治療されていることは、喜んでいるのではないかと思います。
夕方
今度は、ペンギンです。
ペンギンが誤って、ボールペンを飲みこんでしっまたようです。これは、人間が悪いですよね。
そのボールペンを吐き出させるために、薬を飲ませました。命にかかわることなので、ペンギンがボールペンを吐き出してくれたことに対して、ひとあんしんという言葉が書かれています。
中継リポーターになろう
これまで、いつ・どんな動物に・どんな治療をしたのかということを文中から見つけてきました。見つけたことをアウトプットすることで、理解深まると考えて、今日学習したワラビーかペンギンのレポートをアナウンサーになりきって、行うことにしました。クラスみんなで「動物園にいる、○○さん。」と呼びかけるところから中継は始まります。僕がモデルを示すと、子供たちが興味を示してくれました。レポートをするには、短い言葉で分かりやすい原稿が必要です。ここで、これまで見つけてきたいつ・どんな動物に・どんな治療をしたのかという3つを使って原稿を書かせました。目的があり、かつ面白そうな活動なら子供たちは、直ぐに書き始めますね。レポーターをしたい子を募り、実際にやってもらいました。3つを意識して、上手く伝えることができていました。そして、何より盛り上がりました。
振り返り
この単元のパターンとして、今日の獣医さんの仕事を知って、どう思ったのかを理由とともに書かせました。授業を追うごとに、気持ちを表す言葉の種類が増えてきているのも、授業を通して学んでくれているなと実感できる部分です。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。