眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

逆張り思考

f:id:meganenokagayaki:20221129222736j:image

大きな流れを掴む。

これは、どんなことでも大切ですよね。

世間にしろ、業界にしろ、今自分が属している集団が、どのような方向へ向かっているのかを捉えておくことは、非常に大切です。

しかし、大きな流れに乗るだけでは、その他大勢に埋もれてしまいます。ですから、ちょっと乗る角度を変えてみる。または、少し波に逆らってみる。このように、大きな波に対して抗うことが、必要なのではないでしょうか。僕は、これを逆張り思考と名付けます。

 

逆張り思考の必要性

日本人には、空気を読むという文化があります。

流れに乗るというのは、空気を読んだ行動かもしれません。なかなか、大勢が賛同している考えに対して、意を唱えることは、勇気が必要です。僕が言っている逆張り思考は、考えを覆そうというほどの破壊力は、ありません。「こういう考え方もあると思うんだけど。」というように、違う視点を食い込ませる。その結果、変わらないとしても、斜めから来た考えによって、流れを少しでもスピードダウンさせるような考えを提案できたらないい。そう思っています。鬱陶しいように思うかもしれませんが、どんな時でも、確認する視点は必要です。チェックせずに、物事が通過するようになった瞬間、人は思考することを辞めてしまいます。思考が止まることこそが、組織として一番避けなければならないことなのです。

 

ヒール役も必要

大きな流れに対して、意を唱えることは誰しもやりたくないですよね。ヒールな存在です。ただ、ヒール役がいるからこそ、大きな流れ(ベビーフェイス)が活きてくるのです。ヒールが、極端なことを言うから、ベビーフェイスとの違いが際立ちます。全員が同一意見の集団では、その考えの良さが際立つことがありません。異なる意見があるからこそ、それぞれの考えの良さが分かるのです。これこそが、民主主義であり、意見を戦わせる場面を授業で展開することが、面白い話し合いとなるのです。

 

まとめ

偉い人が言っていた。こんな考えが、今は主流。

そんな世間の流れではなく、自分達はどうなのか。

自分達の状況に合った考えを選択していきましょう。それが、決して大きな流れにマッチしていなくても。逆張りができる人がひとりでも増えますように。独自の考えを大きな流れへ変えていけるような人材を育てたいな。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。