教室をどのようにデザインしていますか。
中学や高校の教室となると、机と椅子が並んでいるだけという殺風景な所も多いかと思います。
ただ、小学校の場合は、教室を単なる箱から学びを促進する空間へデザインする必要があると考えます。「学びに促進する」とは、ワクワクしながら学習に取り組めるということです。
今日は、僕自身が意識しているクラス掲示について書きます。
①固定しているもの
春休みに主に作成するものですね。
- 学年目標
- 掃除当番表
- 給食当番表
- 話し方&聞き方
- お便りを掲示するファイル
- 図工作品を入れるフォルダ
などなど教室開きの状態である程度場所を決めてしまう掲示物です。作品やお便りは、新しいものを更新していきます。ずっと掲示しているものは、飾りにならないように、朝の会や帰りの会などで話の中に含めながら子供たちに浸透することを心がけています。
②流動するもの
ここは、クラスを運営しながら、動かしていくものです。
- 係活動のポスター
- 現在学んでいることに関係するもの
- 行事に関係するもの
子どもたち発信で、どんどん更新していけるといいですよね。Canvaを使うと、簡単にポスターなどを作成できるので、子供たちもさくさく作ります。勤務校では、各階にプリンターがあるので、内容を確認してOKなら印刷して、子供たちに掲示も任せています。
③まとめ
手書きに拘ることは、ないでしょう。
Canvaを活用したデジタル作品も、それぞれ個性が出て面白いものです。また、簡単に作ることができる分、配色や配置などデザインのことを低学年から学ぶことができるものです。
雨が多い6月だからこそ、雨をテーマにした詩を書いて、Canvaでいい感じのフォトポエムを作るなんてことも可能です。デジタルを活用した掲示。そこには、私たち大人が失ってしまったキラキラした感性があるはず。そのような掲示物を作成させて、教室を彩ってください。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。