学校の先生は、教えることが仕事。
この考えは、変わってきました。
これだけ世の中に情報が溢れている世の中で、教えることが先生の特殊能力である訳がありません。随分と前からそうだったのかもしれませんが、動画コンテンツの発達に伴い、それがより顕著となりました。
知識の伝達だけに特化することを望むのであれば、塾や予備校の講師をすれば良いのです。僕自身も、トップクラスの講師の方の伝達技術には、負けてしまいます。
それだけ、一流の講師の方は、問題の解説など生徒が分かりやすいように、そして自分でも解いてみようという気持ちにさせるのでしょう。
では、学校では何をしていくのか。
明確な答えはなく、様々な考えがあっていいと思います。僕は、場を作ることができるスキルが大切なのではないかと思っています。
各々の意見や考えを発散させる。
それを集約する。そして、収束させる。
話し合いという場を作り出すことが、新しい考えを生み出すことにつながります。
正解は1じゃない。
そう言いながらも、僕たち教師は正解を持っています。厳密に言えば、これは違うというものを。この違うをも疑えるような授業をしたいなぁ。
僕たち教師が、尖っていかないと、子供たちも尖れないです。尖ることが、許容される現場になるように、尖っていこう。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。