目は口ほどに物を言う。
諺にもあるように、言葉だけでは伝わりにくいことを伝えたり、言葉以上の内容を伝えてしまう。
表情や声の大きさなどは、とても大切な要素です。
それは教師にとっても、子供にとっても大事です。
ところが、現在は口元にマスクをしているので、表情を読み取る事が非常に難しいと言われています。
目元の情報が更に重要性を帯びているわけです。
感情は伝染する
ヒトは、1日の間に様々な感情を抱きます。
良いこともあれば、悪いこともあります。
感情は、他の人へと伝染します。
例えば、担任である自分が、朝電車に乗り遅れて、ギリギリの出勤となったとしましょう。朝から、バタバタしますよね。この感情は、クラスへ伝染します。そして、その日はクラスもバタバタ。もしかすると、揉め事や怪我が起こることもあるのです。
「まさか、そんなこと偶然じゃない。」
そう思う方もいるかと思いますが、多くの方が似たような経験をしているかと思います。担任の先生の感情が、クラスへ伝染する。それが、クラスの雰囲気となる。これは、発生することなどです。だからこそ、担任は感情の中心を意識する方が良い。
ただし、本当に嬉しい時は、目元を緩め、笑い声を出して喜べばいいのです。逆に、叱る必要がある時は、厳しい目つきと、低いトーンで子供たちへ伝えるのです。この塩梅が上手くできるようになるのが、教師として大切なのではないでしょうか。
叱れるようになってこそ
褒めて伸ばす。
褒めることが、何よりも大切。
褒めて伸ばすことが、今は重宝されています。
一方、叱る事が出来ない先生が増えています。
誰しも怒ったり注意したりしたくありません。
でも、良くないことをした場合などは注意をする。
良くできているところを認める事は、とても大事です。でも、良くないことを伝えて、できるようにすることは、もっと大事だと思うのです。
叱る技術が備わってこそ、教師としてスキルが上がったのではないでしょうか。
まとめ
感情に任せて、子供たちへ指導するのは、間違っています。状況を客観的に判断できる見方。そして、子供の話を傾聴すること。そして、何かしら行動へ移すことができる言葉掛け。これら、カウンセリングマインドを養っていく必要が教師には必要ですね。解決を急ぐ必要はないんですよ。だって、答えは、きっと自分の中にあるのだから。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。