『ありの行列』の授業を行いました。
僕は、「この文章から接続詞の使い方を学んで欲しい」と子供たちへ伝えています。それは、実験の手順や結果を説明していく時に、接続詞が上手く活用されているからです。ですから、その部分に注目させて、読んでいきます。
ありの行列ができる理由を子供たちが興味を持って読んでいけるのは、接続詞のおかげではないでしょうか。やはり、先が読みたくなる文章ほど、巧みに接続詞が使われているとつくづく思います。
説明文には、はじめに問いがある。次に、問いに対する答えを具体的な例を示しながら説き明かしていく-この文章では実験と研究です。そして、結論を述べる。子供たちは形式を繰り返し学ぶ事で、書かれている内容を理解できる力が増してくるのだと思います。さらに、自分が書く文章にその形式を応用できるようにするのが、書く指導です。
来週は、『ありの行列』の感想を書いて、この題材の授業は終わります。接続詞を使うところに意識させるように授業を組み立てます。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。