音楽の聴き方が、様変わりしました。
Amazon musicやSpotifyなどサブスクを利用して、聴くことも増えました。そこで、これまで知らなかった音楽に出会うようにもなりました。
また、テレビやラジオで知ったミュージシャンの楽曲を広く浅く知ることができるのも、サブスクの良さですね。昨日の記事で紹介したwacciやSaucy Dogなんかは、その典型です。とりあえず、サブスクで聴いて、作品が欲しいからCDを買う流れになっています。
かつては、Tower RecordのようなCDショップが起点なり、新しい音楽を発信していました。雑誌の役割も大きかったですね。ところが、CDショップが街中から姿を消してしまいました。今や、情報の発信源は、SNSです。そこで流行っているから、人気となる図式です。だから、アルバムという作品よりも曲という単体で判断されるわけです。よりキャッチーな楽曲が求められる世の中です。
もちろん、シングルで発表される楽曲は、今も昔もキャッチーです。でも、それはアルバムへの伏線であった訳です。楽曲の集合体として、アルバムがある。アルバムありきのシングルという価値観が、揺らいできています。
そんな中、サブスクでの発表を固辞しているミュージシャンもいます。代表的なところをいえば、山下達郎さんです。彼は、一切サブスクでの楽曲発表をしていません。続いて、マキシマム ザ ホルモン。
彼らの楽曲も、殆どサブスクに挙がっていません。
YouTubeを活用して、様々なことを行なっていますが、公式MVも殆どアップロードされていません。
フェスに精力的に出演し、存在感を誇っていますが、アルバムは10年近く発売していません。
ホルモンは、狭く、深いファンに向けて活動してきた結果が、今にあるのだと思います。
まとめ
尖ったことをしていないと、人には届かない。
面白いことは、ズレているくらいがちょうどいい。
僕は、音楽が好きだからアンテナを広げてたくさんの音楽に触れたい。「音楽を聴く」ことが、趣味だからね。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。